【倶知安町】お菓子のふじいの子供の日/もちっと口いっぱいに広がる優しい味わい、洋菓子屋さんのかしわ餅
みなさまこんにちは、ニセコのかしわ餅ライター伊達千歳です。
ゴールデンウィークは端午の節句、子供の日。
子供も大人も楽しく季節行事を楽しめる時期で、和菓子が多く出回るので、和菓子好きの私は嬉しい限り。
しかしニセコエリアは「地元のお店の和菓子」ということにこだわると、びっくりするほど少ないです。
そんな時期、洋菓子屋さんが救いの手を差し伸べてくださっています。
こちら、倶知安町から世界に向けてニュースタイルのスイーツを発信し続ける「お菓子のふじい」さん。
最近はSNSにすごい力を入れていて、画像を眺めるだけでも面白いです。
基本は洋菓子ですが、こういうイベント時に和菓子を作ってくれるのがすごくありがたいです。
最近は「どうして倶知安にまだいてくれるんだろう」と思ってしまうくらいどんどん進化していて、ずっとここにいてくれることを祈るようになるくらい。
べこ餅はまだ他のお店で購入できますが、かしわ餅は本当に取り扱ってるところが少ないので、本当に助かります。
こちらがお菓子のふじいさんのかしわ餅で、期間限定、店頭限定販売。
かしわの葉の内側のつやつやぷりん具合がすごくいい感じです。
直径が10センチくらいの大きさで小ぶりのため、炭水化物は1個につき20g。
賞味期限は、購入した日の翌日です。
球型や兜型(ぎょうざみたいなタイプ)のかしわ餅も見ますが、ふじいさん家のかしわ餅は平たいタイプ。
もち米を主な材料とした和菓子で、古くから日本の伝統的なお菓子として親しまれています。
外側はもちもちとしたもち米生地で、内側には甘いあんが詰まっています。
もちを包む柏の葉は、新芽が育つまでは古い葉が落ちないため「家系が途切れない⇒子孫繁栄」という縁起をかついでチョイスされたそうです。
今の季節にこれを一個テーブルの上に置いただけで、部屋の空気が活気づくような気がするのは、何故なんでしょう。
中身はたっぷりのこしあん。
甘すぎない、というのはけっこうポイント高いです。
ふじいさん家のかしわ餅は小ぶりですがもちの艶が良く、その白さの中に不思議な清らかさを持ち合わせています。
ふだんはコーヒー派ですが、この時期だけはルピシアの緑茶と一緒にいただくのが、ゴールデンウィークの至福タイム。
ちなみにこのお店では、286円ほど余分にお会計をすると、時々かわいいお化けがついてきます。
お菓子のふじいさんにしか出現しない「塩バタちゃん」という精霊で、2個購入したはずのかしわ餅の片方と、いつの間にかすり替わって遊んでいたようです(笑)。
【お菓子のふじいさんの記事】
・ヤミつく顔がたまらない!話題づくりに最適、ロックなお店の塩バタちゃん