【盛岡市】盛岡さんさ踊り2024 ~イオンチームと山岸さんさ踊り保存会の熱い想い~
こぎです。2024年8月1日、盛岡の街に再び熱気が溢れます。毎年恒例の盛岡さんさ踊りの季節がやってきました!
今年も、イオンチームと山岸さんさ踊り保存会が力を合わせ、この伝統あるさんさ踊りを盛り上げます。さんさ踊りに出場する団体のひとつ、イオンチームにスポットをあてて紹介しますね!
イオンチームの練習は主に岩手県営武道館で実施
さんさ踊りイオンチームの結成経緯について、チームの代表者は次のように語ります。
「イオンとして、盛岡に貢献できることは何かと考えた時に、祭りに参加することで地域を盛り上げようということになりました。2007年にお客さまと、盛岡市内のイオングループ従業員でチームを結成し、初めてさんさ踊りに参加しました。」
山岸さんさ踊り保存会への感謝の言葉も寄せられました。
「チーム結成の2007年から毎年熱心に指導していただき感謝しております。」
今年のさんさ踊りに対する意気込みも力強く語られました。
「本番は、沿道のお客さまに喜んでいただけるように、練習に励んでおります。」
一方、山岸さんさ保存会さんにも話を伺いました。
1.イオンチームの指導を引き受けたけた経緯
イオンチームの発足は2007年。
結成当初イオンチームが統一さんさ踊りの指導者を求めて「盛岡さんさ踊り実行委員会」に相談。
紹介されたのが、当会「山岸さんさ踊り保存会」でした。
わが団体は統合さんさや、統一さんさ踊り2番「七夕くずし」などに制作に携わった団体。
指導団体として、官公庁や学校、企業団体のさんさ踊りの指導や練習のお手伝いを昔から任されています。
イオンチームはコロナで中止となった2回を除き、連続出場を果たしています。
当会も結成当初から続けて指導に携わってきました。
指導年数も長くなってきたので、長年イオンチームを見守ってきた分、思い入れもありますね。
2.イオンチームを指導しての感想、チームの意気込み
最優秀賞を2回も獲得したことのある実力派のイオンチームはイオングループの従業員の他に盛岡さんさ踊りが大好きな一般公募で選ばれた地域の人を含む見応えのある大きな団体です。
練習も熱心で基本に忠実な盛岡さんさ踊りを習得しようと真面目に取り組んでくれます。
イオンの魅力はなんと言っても元気な掛け声と見事に揃った演技です。
これは一生懸命に練習を繰り返さないと本番では絶対にできないこと。
ほとばしる汗、楽しさの中にキツさと苦しさを滲ませてさんさ踊りを繰り返し練習している様子を見ると指導者としても力が入ります。
3.山岸さんさ踊り保存会の今年の意気込み
当会は400年前から盛岡市の中でも山岸地区に古くから伝わる伝統さんさ踊りを守り、受け継いでいる団体です。
盛岡さんさ踊り本番では毎年【すずめ追い】という演目でパレードに出演します。
山岸地区はその昔、田畑が広がる稲作地域でした。
秋になると山岸の田んぼではお米の稲穂が一斉に穂を広げ金色に輝きます。そこへすずめが登場!
お米をついばみに来るんですね。
お米を1粒でも取られてなるものか!と腰の曲がったおじいちゃんやおばあちゃんがすずめをシッシッと追い払う様子を踊りで表現しているわけです。
これはすずめがたくさん群がるくらいに大豊作となったことをすずめを追いかけ回して喜んでいるという大変めでたい出来事なんですね。
シェーという独特の掛け声も人気ですので、ぜひ本番ではこんな田園風景とすずめの様子などを想像しながらパレードを見てもらえると見方も変わって楽しめると思います。
盛岡さんさ踊り2024は、イオンチームと山岸さんさ踊り保存会の熱意が、この夏の盛岡を熱く盛り上げることは間違いありません。8月1日の開幕が、今から待ち遠しく感じられます。
毎年さんさ踊りのために生きているような私。
新型コロナウイルスの発生でさんさ踊り自体がお休みした年もありましたが、開催中は毎年イオンチームさんにお世話になっておりました。一般参加枠を作ってくれること、地域のお祭りに本気になってまとめてくれること。山岸さんさ踊り保存会のみなさんの熱意にも毎回感謝しております。
やっぱりさんさ踊りは参加しなきゃ始まらない!!8月1日から4日までの4日間の開催。イオンチームは8月3日に出場します。
盛岡市の一番のお祭り、是非見に行ってみて下さいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!