【富山市】商店街に世界的パティシエがやってきた!?竹林堂本舗リニューアルオープンイベントに潜入
富山市内で250年続く老舗和菓子店「竹林堂本舗(ちくりんどうほんぽ)」。およそ2年ぶりにリニューアルオープンすると聞き、オープニングイベントにうかがいました。
新しくなった竹林堂本舗には、石川県出身の世界的パティシエ 辻口博啓(つじぐちのぶひろ)シェフが監修した商品もラインナップ。オープン当日は辻口シェフご本人も来店するとのことで、とても楽しみにしていました。
総曲輪エリアにさらなる活気をもたらす竹林堂本舗。イベント当日の様子についてご紹介します!
再スタートする「竹林堂本舗」 辻口シェフ来店イベントに潜入!
歴史ある富山の和菓子店 竹林堂本舗。富山市内の人なら誰もが知るお店で、「甘酒まんじゅう」が定番人気商品です。
コロナ禍に突入し一度は休業しましたが、約2年ぶりにリニューアルして再スタートを切ります。このタイミングで、石川県出身の世界的パティシエである辻口シェフが一部の商品を監修することになりました。
2月16日(月)のオープン初日には辻口シェフが来店、さらに先着100名に甘酒まんじゅうがプレゼントされるとあって高い注目度を誇っていました。
オープン時間の10時より少し早めに到着できたと思ったら、すでに50人以上が列をなしていました。
列に並ぶ一人一人に、竹林堂本舗の関係者がカイロを配ってくださり、老舗和菓子店ならではのお心遣いに感動!ありがとうございました。
店頭には、お祝いのお花がたくさん届いていました。
オープン時間になると、すこしずつ列が進み始めました。
数組ずつ店内に案内し、丁寧に接客をしている様子。オープンイベントでありながら、落ち着いて買い物できそうな安心感がありました。
新商品
店内では、辻口シェフ監修の新商品「善次郎まんじゅう」の試食をさせていただけました。「せっかくなので3種類すべて召し上がってみてくださいね!」と優しくお声がけいただき、お言葉に甘えてすべて試食させていただきました。…美味しい!
まるでパティスリーのようなモダンなディスプレイに軽快に並んだお菓子たち。和菓子というよりは“和スイーツ”のお店へと進化した新・竹林堂本舗の新しさ・楽しさに一気に引き込まれました!
買う予定がなかったのに、可愛い見た目に釣られて購入したのは「立山グランベルク」。ホワイトチョコクリームがかかったクッキー生地にドライフルーツをトッピングし、季節によって魅力が変化する立山連峰を表現しています。
辻口シェフ監修の「善次郎まんじゅう」は、ころんと小さくてカラフルな見た目が特徴的。竹林堂本舗の甘酒まんじゅうを現代的に表現し、和スイーツへと昇華しています。
私は、試食した際に気に入った、上品な味の「和栗味噌」を購入しました。
その他に「ショコラ」「ピスタチオ」といったスイーツ好きさんからの人気が高いフレーバーが揃います。
賞味期限は5日間ほどなので、県外に出かける際の富山土産としてもおすすめです。
辻口シェフが監修した善次郎ブランドから「善次郎 糀フィナンシェ」も発売されています。フレーバーは「抹茶大納言」「富山棒茶」「プレーン」の3種類。
糀を使ったスイーツは、まろやかな甘さが美味しくて大好きです。地元を感じられる富山棒茶の善次郎 糀フィナンシェを購入しました。購入品についてもまた詳しくご紹介するのでお楽しみに!
竹林堂本舗は「継承と進化」を実現するお菓子店
先着100名にプレゼントされた甘酒まんじゅうですが…私たちもいただくことができました!!
ピンク色の特別な甘酒まんじゅう。甘酒のふくよかな香りにときめきます。
なめらかなこしあんとふっくらとした生地の相性がよく、長く愛される理由がわかった気がしました。とても美味しかったです。
先着100名への甘酒まんじゅうのプレゼントは、2月18日(日)まで行うそう。この機会にぜひ足を運んでみてください。
辻口シェフに、購入した商品にサインをしていただきました。一緒に写真も撮っていただき、またとない思い出になりました。
辻口シェフのInstagramによると、竹林堂本舗の商品に関して「継承と進化をお楽しみください」とのこと。オープニングイベントに実際に足を運んで感じたのは、まさに富山の歴史と和スイーツの新しさに触れられるお店だということです。
私が竹林堂本舗の甘酒まんじゅうをいただいたのは今回が初めてでした。商店街での再スタートを切ったことで、今後私たちに続く世代の定番として甘酒まんじゅうや辻口シェフ監修の善次郎ブランドが定着していくことでしょう。
【詳細】竹林堂本舗
住所:930-0044富山県富山市中央通り1丁目5-2
電話:076-423-8424
営業時間:10:00〜18:00
休日:火曜・水曜(祝日の場合は営業)、元旦、臨時休業あり
可能な支払い方法:現金、PayPay
この記事では、取材ライターの岩井ななが休日に行きたくなる富山市内のショップやイベントをご紹介しています。今後の情報発信もお楽しみに!