【仙台市】その時しか巡り会えない植物も。秋保大滝へと続く絶景名取川も堪能。仙台市秋保大滝植物園
こんにちは。仙台市情報発信ライター ずんだ です。
先日、仙台市秋保大滝植物園に行ってきました。
場所は、秋保大滝の駐車場の奥(西側)にあります。秋保大滝には何度も行ったことがあったのに、植物園があることには気づかず、これまで通り過ぎてしまっていました。
入り口には、その時に見頃になっている植物の案内が。
早速中に入ってみましょう。
訪れたときは、地物の山菜が出回っている時期でしたので、山菜と毒草を間違えないように、コーナーも設けられていましたよ。
種類毎にエリアが分かれているところもあります。
出番待ちのあじさいたち。これからシーズンがやってきます。楽しみですよね。
こんなかわいい花たちも咲いていますよ。
途中「カブトムシの一生」が。こども達の自由研究にも良さそうですね。親子でも楽しめそうです。
季節の花たちも楽しめますが、植物の生態系の勉強にもなります。
苔好きの人にもたまらない切り株も発見。
歩き疲れたときに休憩できる東屋もあります。
普通に街中で生活していると出会えない生物にも巡り会えます。木々に紛れて見落としそうになりましたが、透けそうなくらい真っ白い蛾がきれいでした。
街中ではあまり見かけなくなった蝶々。アゲハ蝶でしょうか?お花の蜜を吸いながら飛んで回ってました。
秋保大滝植物園には池もあるのですが、訪れた日はカエルの大合唱。「ゲーコー、ゲーコー」いろんなところで鳴き声が響き渡っていました。
それもそのはず。繁殖・産卵の時期だったんですね。みなさん、蛙の卵、みたことありますか?私は子どもの頃に見たきりでしたが、何十年ぶりかで見ることが出来ました。
そして、こちらもこの時期限定の花をつけた「ギンリョウソウ」。別名ユウレイタケとも言われていて、腐生植物としてはもっとも有名なものの一つだそうです。色素はなく全体が透けた白色で、花が咲くと柱頭は紺色、茎には鱗片状の葉をつけます。
こうやってみるとユウレイタケと言われるのもわかる気がしますね。
秋保大滝植物園では、奥の方に流れる、秋保大滝へと繋がる名取川の絶景も見ることが出来ますよ。爽やかな水の音とマイナスイオンでとても癒やされます。ここからあの迫力のある秋保大滝へつながって行くんですね。
秋保大滝植物園は、いろんな植物をみながらゆっくり散策すると1~2時間位あっという間に過ぎてしまいます。この日もあっという間の2時間でした。四季折々の花や生物など自然にふれあうことが出来て、とてもよい散歩コースになっています。歩きやすいように整備されていますが、履き慣れた靴や歩きやすい靴がオススメですよ。
みなさんも、季節を感じに、また涼を求めて、秋保大滝植物園を訪れてみてはいかがでしょうか?
仙台市秋保大滝植物園
所在地: 仙台市太白区秋保町馬場字大滝5
開園時間: 午前9時~午後4時30分
休園日: 開園期間中は無休
開園期間: 4月~11月
入園料:大人:240円、高・大学生:180円、 小・中学生:120円