元光GENJI・大沢樹生の実写恋愛ゲーム登場へ “胸キュン市場”に新顔
1980年~90年代に人気を博したアイドルグループ「光GENJI」の元メンバーで、俳優の大沢樹生さん(49)を起用した実写版恋愛ゲームが始動した。その名も「愛してもいいですか?~with 大沢樹生~」で、2月に配信スタートする。往年の人気アイドルを起用した実写ゲームは、「胸キュン市場」の新顔になりそうだ。
同ゲームは、プレイヤーが物語の主人公となり、大沢樹生さんとの恋愛を楽しめる。ストーリーは以下の通り(公式サイトより抜粋)。運営元はメディアシーク。
変わる“胸キュン市場”
「胸キュン市場」とも呼ばれる女性向け恋愛ゲーム市場には近年、地殻変動が起きているようだ。日本経済新聞の記事(リンク1 リンク2)によると、「胸キュンのパイオニア」とも呼ばれるボルテージの業績が低迷。ボルテージが得意としてきた、読みものを楽しむライトな恋愛ゲーム(課金額は月最大数千円程度まで)の人気に陰りが出ている一方で、課金額の大きい育成型恋愛ゲームが好調で、代表格の「A3!」(運営はアエリア傘下のリベル・エンタテインメント)には、月数万円を注ぎ込むユーザーも少なくないという。また、舞台などのリアルイベントとも連携した「刀剣乱舞」(運営はDMM.com)はイベントでの物販も好調という。
「愛してもいいですか?~with 大沢樹生~」は、「恋愛シナリオを読み進めていくゲーム」「ゲーム初心者でも簡単にプレイできる」としており、ライトな恋愛ゲームになっているようだ。その一方、ゲーム内イベントの報酬として、大沢さん直筆サイン入りチェキがもらえるなど、ファンなら争奪戦になりそうな特典も。光GENJI世代は40代前後とみられ、従来の恋愛ゲームよりも上の層がターゲットになりそうだ。「ライトな入り口」と「ディープな特典」「実写」を組み合わせた、胸キュン市場の新顔が登場する。