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【神戸市】神戸にあった路面電車「神戸市電」の車両が見られる2つの公園

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神戸市内をかつて走っていた路面電車の神戸市電は1971年(昭和46年)まで運行していました。その神戸市電を展示している公園が2か所あります。いつでも見られる神戸市電を見に行ってみました。

小寄公園にある1155号は最新型だった神戸市電

小寄公園に展示されている神戸市電1155号。
小寄公園に展示されている神戸市電1155号。

東灘区にある小寄公園(旧本山交通公園)には神戸市電の1155号が展示されています。神戸市電の中では最後に作られた形式です。製造されたのは昭和31年10月。

小寄公園には蒸気機関車C型も展示。
小寄公園には蒸気機関車C型も展示。

小寄公園には蒸気機関車C型「S108」という車両も展示されています。この機関車は石原産業株式会社の四日市工場で、昭和42年10月まで使用されていた車両です。小寄公園はちょっとした鉄道公園として楽しめます。

小寄公園
神戸市東灘区本山南町4丁目4
青木駅 徒歩7分

御崎公園の神戸市電は2002年まで広島で現役だった

御崎公園に展示されている神戸市電1103号。
御崎公園に展示されている神戸市電1103号。

ノエビアスタジアム神戸に隣接する御崎公園にも神戸市電が展示されています。これは昭和29年に製造された車両。

車両はノエビアスタジアム神戸の裏手に展示されている。
車両はノエビアスタジアム神戸の裏手に展示されている。

この車両は神戸市電廃止後、広島電鉄に移譲されて2002年まで広島市の市電として現役で使われていました。その後、神戸に里帰りしてこの地に静かに展示されています。

御崎公園
神戸市兵庫区御崎町1丁目
神戸市営地下鉄 御崎公園駅

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神戸大好きのBest Kobeは「大人の知的好奇心を満たす神戸の記事」をお届けするWebメディアです。 執筆者は著書も多数ある経験歴長いフォトライターが担当。歴史的文化遺産の保存を推進する兵庫県ヘリテージマネージャーの肩書も。神戸港開港以来の深い歴史や多彩な文化からなるトピックをハードルを下げツッコミどころもたまには入れてわかりやすくお伝えるように心掛けています。 さらにサブカルチャーやイベント、季節の出来事など神戸の街を歩いて見つけたニュースもお届けします。Best Kobeを通じて魅力的な神戸を楽しんでもらえたら嬉しいです。

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