【富士市】青空の下で季節を感じ珈琲を味わう 贅沢な時間と空間を過ごしたい時はここで
こんにちは、Pillonです。
今日は大渕にある珈琲とごちそうをご紹介します。
今年4月にオープンした珈琲とごちそう。いつ行っても混んでるよ~と聞いていたので中々伺えませんでしたが、やっと珈琲を味わいに行くことができました。平日の夕方、時が止まったかのような贅沢な時間を過ごしてきました。
さえずりブレンドと落花生のパウンドケーキをオーダー。酸味の少ない珈琲が好みだと伝えたところ、オーナーの奥様がお勧めしてくださったのがさえずりブレンドです。冷めて温度が変化するに従い、味も変化するとのこと。コクがあって苦みもほどよく本当に好みの味だったので、程よく冷めて味が変化していくのを楽しみながら色づき始めた紅葉を眺め味わいました。
落花生のパウンドケーキは見た目はとてもシンプルだけど、一口食べるとばばーんと落花生の風味が前面に出てきます。上質なピーナツバターのようにこっくりして、一切れのパウンドケーキからとても幸せを感じました。私はピーナツバターを自作するほど大好きなので、この風味は衝撃で、感動すらしてしまいました。一口が尊い…。
もう一方は珈琲ミルクと大納言のガトーショコラ。珈琲ミルクの甘さが黒糖?と思いきや「よく聞かれるんですけど、黒糖も含めいろいろブレンドされてるんですよ」とのこと。それほどに甘みが深く、冬に変わっていく途中の秋の空気にぴったりでした。
大納言のガトーショコラは、見た目柔らかいのかと思わせつつ、フォークを入れるとしっかり質感があり少々驚きます。中心部に向かって柔らかくなっていき、真ん中はしっとりとしてずっしり濃厚なチョコレートを感じさせます。底に沈んだ大納言たちがその歯ごたえで存在を主張しており、チョコレートとは違う甘さがしっかりと感じられました。甘いもの好きな方にはたまらない、上質なおやつですね。
これは次回お食事を楽しむためにすぐにでも再訪したくなってしまうではありませんか…。
珈琲とごちそうはご夫婦お二人で営業されています。ご主人がお料理を作ってくださっている様子が、ガラスの窓越しに外からも店内からも見られます。
オープンから半年たったとはいえ、二人の営業ではお客様をお待たせしてしまうことがあるのだと奥様。珈琲とごちそうを訪れる際は時間に余裕をもって伺うのがよいかと思います。草花の写真を撮ったり、小説を読んだり、待ち時間も楽しめるような贅沢な時間をすごすのがここでの楽しみ方、待ち方のような気がします。
珈琲とごちそうは、今年閉校した大渕第二小学校の南側にあります。少々わかりにくいのですが、道路からは大渕第二小学校の看板を目印に曲がります。
大渕第二小学校を右手に見て左手前には珈琲とごちそうの看板があるので、大渕第二小学校に辿り着けたらもうすぐそこです。
駐車場は7台分ありますが、他に2台分あるようです。
店内にテーブルはなく、広い軒先に4人掛けのテーブルが3卓、2人掛けのテーブルが1卓、広い庭に4人掛けのテーブルが1卓あります。各イスにはひざ掛けが準備されていて、少し肌寒くなった足元を暖めてくれます。標高は500mほどあるので、気温の変化には少々注意をした方がいいかもしれません。
珈琲とごちそうの庭には、「これ昔庭にあったね」と懐かしくなるような植物があちらこちらに植えられています。今の季節は山リンドウ、ホトトギス、都忘れなど、素朴でかわいらしい花が咲いています。
オーナーの奥様のお話では、春になるとたくさんの種類の花が咲くのだそう。春にも訪れたいなぁ。私的には雨の日に訪れたらとてもいい雰囲気を味わえそうな気もしました。あ~いろんなシーンが頭に浮かんで止まりません。植物好きな方も珈琲好きな方も、ごちそうの好きな方もおやつの好きな方も読書好きな方も、みんなのお気に入りの場所になりそうな珈琲とごちそうでした。
珈琲とごちそう
所在地 富士市大淵4513
電話番号 0545-67-5115
営業時間 11:00~17:00
料理 16:00L.O.
その他 16:30L.O.
定休日 火・水曜日 月曜不定休(Instagramでご確認ください)
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