【札幌市北区】ここにあるのは冬だけ! 噂の人気うどん店の行列に並んだら、至福と驚きの1杯に出会えた!
石狩郡当別町の国道275号線沿いにある「かばと製麺所」といえば、お店の外までお客さんがずらりと並ぶ光景も珍しくない、大人気店。香川で修行した店主さんが打つ、本格的な讃岐うどんを堪能できるお店です。
この当別の店舗では毎年春から秋までの期間限定で営業していて、雪が降る頃には冬期間のお休みに入ります。
その「かばと製麺所」が、実は冬期間のみ、札幌市北区のある場所で営業しているってご存知でしたか?
お店の場所は、地下鉄南北線「北18条駅」から徒歩数分の北15条西5丁目。となりにはラーメン屋の「らーめん清湯」があります。
ちなみに、ここで営業している間は「かばと製麺所」ではなく「まんでがん外伝」という店名になっています。
夏時期に「かばと製麺所」を通りかかるたび、行列を眺めては「一度食べてみたいなぁ」と憧れていたここのうどん。やはり冬でも開店直後から行列が出てきていましたが、意を決して並ぶことに!
並びながら、さりげなく客層を観察してみると、キャンパスが近いこともあって北大生らしき学生さんが多い様子。お客さん同士でメニュー表を順々に手渡ししていて、並んでいる間に「どれを食べよう」とあれこれ考えることができます。
さて、並ぶことちょうど1時間。寒空から屋内へ入れた幸せと、出汁のいい香りに包まれた幸せで、店内に案内された時点で自然と笑顔に……!
店内はカウンター席が6席、2名掛けのテーブルが2つで、一度に入店できるのは最大10名のようです。
働いているスタッフの方々は一瞬も気が抜けないような忙しさですが、活気や笑顔があってとても素敵な雰囲気。
と、店内を眺めている内に、やってきました! 迷った末に今回注文した、うどんと天ぷらのセットメニューの「親子」(税込980円)のぶっかけです。
目の前に現れた瞬間、驚きのボリュームに思わず「え」と声が……(笑)。写真で伝わりきらないのがもどかしいのですが、うどんだけでも充分に量がある上に、かしわ天の盛り合わせや半熟卵天がなんともボリューミー!
さっそく食べてみた待望のうどんは、噂の通りコシがあって食べ応え抜群。食べ進めているうちに出汁が麺に染みてきて、それがまたおいしい。
半熟卵の天ぷらのトロッと感もたまりません。
どこまで食べてもおいしい「まんでがん外伝」のうどん。とはいえ、お腹がいっぱいになってきて途方に暮れていたら、「天ぷらは持ち帰れますよ」と店員さんがパックを差し出してくれました。最高……!
そんなわけで、食べきれなかったかしわ天を手土産に、心もお腹も満たされて帰ってきたのでした。帰り際に威勢良く「ありがとうねー!」と声を掛けてくれた大将や店員さんたちの姿が印象的で、すでに「また行こう」と秘かに決意しています。
ちなみに、昨シーズンは4月中頃までこの場所で冬季営業をしていたよう。ずっと気になっていた方も、初めて知った方も、行列覚悟で味わってみてはいかが?
まんでがん外伝
住所:北海道札幌市北区北15条西5丁目1-7
営業時間:11時00分~15時00分
定休日:火曜日(臨時休業等は公式Instagram(@kabato_official)でご確認ください)