「短縮競技では賞金やポイントはどうなる?」最終R中止で第2R終了時点で首位の臼井麗香がツアー初優勝
女子ゴルフ・アクサレディス宮崎(宮崎UMKCC)の最終日である24日のラウンドは悪天候のため中止となった。大会は36ホールの短縮競技で完了し、23日の第2ラウンドを終えた時点で通算13アンダーで単独トップだった臼井麗香プロがツアー初優勝を果たした。
このようにツアーでは悪天候により短縮競技となることも多い。では短縮競技となった場合の日本女子ツアーの賞金やポイントはどう計算されるのだろうか?
まず賞金に関しては短縮競技となった場合は減額して計算されることになっている。試合によって詳細は異なるが、3日間の54ホールが2日間の36ホールに短縮された場合は75%、4日間の72ホールが2日間の36ホールに短縮された場合は50%と、短縮された割合に応じて賞金がランキングに加算されることになっている。
なお河本結プロのXでのポストによると、今回のアクサレディス宮崎に関しては選手に譲渡される賞金自体は減額されなかったそうだ。
これに対して日本女子プロゴルフ協会が導入しているメルセデス・ランキングのポイントは、「競技が短縮された場合でも配分ポイントは変更しない」と定められている。
このように短縮競技においては、賞金とポイントでは加算の方法が異なる。
この制度の違いに関しては様々意見が出ているため、今後変更になる可能性もあるかもしれない。
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