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石川 温の「スマホ業界新聞」

2021/03/27（vol.413）

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《目次》

1．3月23日にpovo、26日にahamoがスタート

-------日本にオンライン専用プランは定着するのか

2．LINEが個人情報データの国内化を発表

-------出沢社長「おかしい、気持ち悪いへの配慮に欠けてきた」

3．オウガがローラブルスマホ「OPPO X 2021」を公開

-------耐久性を克服し、製品化にこぎ着けることはできるのか

4．今週のリリース＆ニュース

5．編集後記

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1．3月23日にpovo、26日にahamoがスタート

-------日本にオンライン専用プランは定着するのか

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今週、3月23日にpovo、26日にahamoがサービスを開始した。17日のLINEMOも合わせ、一通り、契約をしてみた。LINEMO、povoが新規契約、ahamoが料金プラン変更だった。

これまでMVNOや楽天モバイルなど、オンライン契約に慣れていれば、なんとか10～15分程度で手続きできるが、はじめてオンライン契約デビューのような人だと、かなり面食らって、途中で投げ出したくなるかも知れない。

povoは、スムーズに契約作業できたのだが、iPhone 12 Pro Maxに設定中、eSIMを消去してしまい、オンラインで再発行しようとしたら「お客様センターに電話しろ」ということになった。電話をし、再発行手続きしたのだが、再発行されず、仕方ないので、物理的なSIMカードに切り替えてもらうことにした。それも1週間程度かかるということで、契約できたものの回線不通の状態が1週間、続くことになった。ほとんど使っていないサブ回線だったので、温厚に対応していたが、メイン回線だったらブチ切れていたと思う。

ahamoは妻の回線で契約することにした。すでにドコモ回線だったので、特にトラブルはなかったが、とにかく途中の確認事項のページが長すぎる。また、オンラインのdポイントカードを発行させたり、Apple Watchのワンナンバーサービスを解約しないことには先に進まないなど、これまた慣れが必要かも知れない。そもそもMy docomoで契約や解約に慣れていないと、いわゆる詰んでしまうことになりそうだ。

今週、東洋経済オンラインが、ドコモショップがオンライン専用のahamoで客を勧誘し、ギガホを契約させるのが景品表示法違反ではないか、と報道していた。

しかし、「ahamoは撒き餌」なんて話は、昨年、ahamoが発表された直後から言われており、自分も何度も記事にしてきた。「何をいまさら」という感が強い。