福岡市の旬な情報を発信中！　号外NETライターのいもひこです。

2024年7月1日よりタクシーの料金体制が変わり、福岡市内のタクシーには「迎車料金」という料金体制が導入されているのをご存知でしょうか。

なんでも値上げ値上げの昨今ですが、タクシーにも実質値上げの波がやって来ていますね。いつの間にそんなことに、と思ってしまいます。
タクシーの「迎車料金」について調べていくと、その背景には日本中が抱える問題や、タクシーを呼ぶ「方法」によって料金が変わる事や、そもそも「迎車料金」を導入していないタクシー会社もあることが分かったので、あわせてご紹介します。

200～300円が運賃に上乗せ・迎車料金とは

メディアの情報によると「迎車料金」とは、電話やスマートフォンアプリでタクシーを呼んで乗車する際に200～300円が運賃に上乗せされる仕組みで、タクシーを呼ぶ場合全般で定額の迎車料を導入するのは「九州初」なんだそうです。

「福岡市タクシー協会」公式サイトにも「タクシー『迎車料金』設定のお知らせ」が記載されており、2024年7月以降は福岡市やその周辺で営業する約60のタクシー会社において、タクシーを呼んだ際の「迎車料金」が導入されているそうです。

迎車料金を導入した背景は

「迎車料金」を導入した背景は、「運転手の不足」「キャッシュレス決済の増加で、手数料の支払いなど会社負担の増加」や「燃料費の高騰」などたくさんの問題がタクシー業界での経営を圧迫しているのだそう。

これらは全国のタクシー会社が直面している問題ですよね。今後は「福岡交通圏」外にも迎車料金の導入が広がる事が予想されているそうです。

迎車料金なしのタクシー会社も

迎車料金なしのタクシー会社もあるという情報を得て、調べてみました。
福岡市南区から呼べる「迎車料金なし」のタクシー会社は、以下の通りです。

タクシーを呼ぶ方法で料金が違う？

タクシーを呼ぶ方法によって、なんと料金が変わって来るそうですよ。

例えば電話でのタクシーを呼んだ場合はどうなるでしょう。
最大300円の迎車料金が初乗り料金670円に上乗せされ「初乗り料金が970円」になるということです。

アプリで迎車を依頼した場合はというと、タクシー会社によるそうですが「アプリ使用料100円を加えた400円」が上乗せとなるそうで、この場合「初乗り料金が1070円」と千円を超えてしまう事に驚きました。これが物価高の波でしょうか…。

よくタクシーを利用される方々にとっては、最大400円の迎車料金は大きな負担になりますね。筆者はタクシーを使う事は滅多にないのですが、必要になった時事前予約を避けて走っているタクシーを捕まえたら、ひそかにラッキーと思わず感じてしまうかもしれません。今後の参考になれば幸いです。