【札幌市厚別区】北海道博物館の特別展「北の縄文世界と国宝」に行ってきました
7月22日から10月1日まで北海道博物館で開催している特別展「北の縄文世界と国宝」ですが、見に行ったという方もいらっしゃるかと思いますが、私は、9月8日に行ってきました。
北海道博物館の外装などは工事中でしたが、中は通常営業しています。
私は、今年になってからの土偶ファン。まだ初心者で、本物の土偶に会えたのは、今回が初めてです。国宝の土偶というのは全部で5体存在しているようなのですが、この北海道博物館の特別展では、国宝土偶の5体のうち4体が札幌で見られるという貴重な機会です。
受付で特別展のチケット(当日券一般1600円、ぶんぶんクラブの会員証を提示すると200円引きになりました)を購入して入場するのですが、特別展のチケットを購入すると、総合展示室も見学できるようになっています。とはいえ、総合展示室も見どころがいっぱいあるので、あと回しにして、まずは総合展示室の中に入ってすぐエスカレーターで2階に行き、出口を出ると特別展の入場口があります。
入口入ってすぐには、遮光器土偶(複製)がお出迎えしてくれています。遮光器土偶は国宝ではなく、重要文化財のようです。
国宝はというと、函館の「中空土偶」は7月22日から実物展示されていて最終日の前日9月30日まで実物展示されています。ということもあって、チラシや看板などでも、一番大きくメインを張っています。私が早めに行かなかったのは、長野県の「仮面の女神」と、山形県の「縄文の女神」は8月31日から9月9日の期間限定での実物展示だったからなんです。国宝3体の実物展示を一度に見れる機会に行ってきました。長野県の「縄文のビーナス」は9月15日から10月1日まで実物展示されるので、私はもう一度見に行きます。
ちなみに国宝の土偶は、実物展示じゃない期間は、レプリカが展示されているようです。
国宝土偶5体のうちの残り一体は、青森県の「合掌土偶」。こちらは開催期間中レプリカ展示されています。レプリカとはいえ免震台に乗っています。
特別展では、写真撮影は基本的にOKになっています。しかし、映像資料は撮影禁止になっていたのと、「仮面の女神」の展示だけ撮影禁止になっていました。ルールを守れば、写真撮影OKというのは、とてもありがたいです。
しかしながら、写真だけではわかりにくいのは、やはり大きさ。教科書などでも見る機会のある土偶たちですが、思っていたよりも大きかったのでびっくりしました。
そして、個人的に楽しみにしていたのは、イケメン土偶の実物展示です。札幌市指定文化財のイケメン土偶ですが、札幌市埋蔵文化財センターにレプリカ展示されているものを日々見ていたのですが、実物は初めてみました。レプリカ展示でも十分楽しめるのですが、やはり実物は色合いが違うものですね。
途中で気がついたのですが、キャプションのところに囲いが色になっていて白字になっているものは実物、囲いと文字が色付きなものはレプリカのようです。
のんびり見ていたら、あっという間に1時間以上かかっちゃいました。私は、土器の固定方法なども興味がありまして、まじまじと固定の仕方をみてしまいました。(先月、学んだばかりだったんです)
出口を出るとこのような案内があったので、M2階に行ってみることに。グッズ販売だけではなく、記念撮影コーナーや、縄文ガチャもありました。
ちょっと面白かったのは、ぬりえコーナー。中空土偶のぬりえができるようになっていました。グッズも、思わず笑ってしまうグッズもあって、見ているだけでも楽しい気分になりました。
北海道博物館の特別展「北の縄文世界と国宝」は10月1日まで。国宝の土偶3体が実物展示で見れるのは9月9日まで。2体の実物展示は9月15日~9月30日。開催期間中は1体は実物展示されています。そして、国宝の土器「火焔型土器」は開催期間中展示されています。ぜひ、行ってみてくださいね
北海道博物館 第9回特別展「北の縄文世界と国宝」
入場料金 一般当日1600円(ぶんぶんクラブの会員証提示で200円引き)
開館時間 9時30分~17時(入館は16時30分)
休館日 月曜(9月18日は開館)、9月19日(火)
札幌市厚別区小野幌53-2
電話番号 011-898-0466