魚なのにウロコがないの!?ウロコがない身近な魚3選
魚といえば人間と違って体が鱗に覆われているイメージがありますが、実は中には鱗がない魚も意外といます。
そこで今回は、身近な魚の中で鱗がない魚を3つ紹介します!
その① ナマズ
1つ目に紹介する魚はナマズです!
ナマズといえば身近な淡水に生息していて、顔から伸びたヒゲが特徴的な魚ですが、実は鱗がありません。
鱗は魚の体を保護したり細菌などの侵入を防いだりする役割があるのですが、ナマズはこの鱗が退化してしまっていて、代わりにぬめぬめとした粘液が体を保護しています。
他にもゴンズイやギギなどのナマズの仲間も同様に鱗がありません。
その② ウナギ
2つ目に紹介する魚は、ウナギです。
ウナギもナマズと同様に体の表面に鱗がなく、ぬめぬめとした粘液で体が覆われています。
ですが厳密には体の表面に鱗がないだけで、表皮の下にある真皮には6万枚もの鱗があるようです。
今回は体の表面に鱗がないということで、鱗のない魚として紹介しました。
その③ タチウオ
3つ目に紹介するのがタチウオです。
今まで紹介した魚は体の表面がぬめぬめとした粘液で覆われていますが、タチウオはウナギやナマズと違って粘液では覆われていません。
体の表面が銀色のグアニン層で覆われていて、このグアニン層が体を保護する役割を担っています。
タチウオはこれからの時期によく釣れる魚で、食味も良く釣りのターゲットとしても人気があります。
下の記事で釣ったタチウオの美味しい食べ方について紹介しています。
今回は鱗がない身近な魚を3つ紹介しました。
これらの魚は釣りのターゲットとして狙うこともできますし、水族館などでも見かけることができるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。