【札幌市北区】「百合が原公園」も冬支度真っ最中!あと1カ月でクリスマスですね!
北区の「百合が原公園」の木々は色づいた葉もはらはらと落ち始め、ボランティアさんたちが屋外花壇の冬支度をしていました。また、11月8日から、公園内の「百合が原緑のセンター」でも、冬のイベント『クリスマスディスプレイ展~個性あふれるナチュラルリース~』が始まりました。まだ少し早いかなーと思っていましたが、見ているとどれもステキなので欲しくなりましたー。
冬支度、着々と
10月30日で、今年度のリリートレインと百合が原公園のレストランの営業も終了しました。四季折々の植物が楽しめた屋外花壇もボランティアさんたちが各所で冬支度をしています。
たとえば、9月下旬に満開だったダリア。寒さの厳しい北海道の屋外では越冬することができません。だから例年、初霜が降りる前の10月中旬から下旬に球根の堀上を行い、ダリアの球根を分球して保管するのだそうです。
ほかにも、地上部にある葉や茎は枯れてしまうので刈り込んでしまい、今後、根や土を寒さから守るため、上に腐葉土などでマルチングをしていきます。
1983年に開園した公園は約25.4ヘクタール、東京ドーム5個は軽く入るくらいの広さがあります。敷地内には約6400種類もの花や植物が植えられています。また、「百合が原緑のセンター」内の温室ではツバキやアザレア等のほかに約1500種類の植物を栽培しています。
ちょっと歩いていたら、ところどころで赤や黄色のきれいな葉っぱが落ちている箇所があります。
最初は気付かなかったのですが、駐車場に戻るときに、その葉を選びながらバケツに入れている人がいました。
「何をされているのですか?」
「綺麗なうちに拾っているんです」
「1月にアイスキャンドルを作ってイベントをするのですが、その時に氷の中に入れるんですよ。そのボランティアも募集していますよ!」と。
そっかー。きれいな葉っぱは今のうちに収穫しないといけないのですね。
『クリスマスディスプレイ展』がスタート!
北海道は雪が降るせいか、クリスマスの飾り付けのためのお店の売り場も他地域よりも早いようですね。
初雪の便りも聞こえてきたこの時期、「百合が原緑のセンター」では、ひと足早くクリスマスの装いが楽しめます。11月8日から『クリスマスディスプレイ展~個性あふれるナチュラルリース~』が開催されています(12月18日迄)!
今年度は、札幌市内で活躍されているAtelier Laurel(アトリエ ローレル)のフローリストの土井めぐみさんが会場のディスプレイを手がけています。ドライフラワーや公園内の木の枝や実など自然素材を使ったさまざまなリース、生花や葉を束にしたスワッグ(壁飾り)などを展示、販売をしています。
期間中は土井さんが会場に在中することもあるそうで、作業風景を見ることもできます。
ほかにも、自分でアレンジできるドライフラワーや可愛い雑貨もいろいろあります。
準備は早い方がいい? ひと足早いクリスマスをここでチェックしませんか?
<百合が原公園>
*住所:札幌市北区百合が原公園210番地
*百合が原公園管理事務所:営業時間8:45~17:15 TEL:011-772-4722
*百合が原緑のセンター:営業時間8:45~17:15 TEL011-772-3511
*休館日:月曜(月曜が祝日の場合は次の平日)
『クリスマスディスプレイ展~個性あふれるナチュラルリース~』
*開催期間:2022年11月8日~12月18日
*開催会場:百合が原緑のセンター中温室
*観覧料金:高校生以上130円