MIZUNOの進化し続ける!定番ランニングシューズ!9選
|ミズノ「ウエーブライダー」の進化
毎年、アップデートする。ミズノ「ウエーブライダー」。今年は「ウエーブライダー26」として進化を遂げている。私の手元にあるウエーブライダーは17~26(19以外)、どのように変化し続けているか検証しました。
|ミッドソール素材の進化!
ウエーブライダー17からミッドソールの素材を「U4ic(ユーフォリック)」以降、20ではウエーブプレートの中央凹ませ、24から「ミズノエナジー」に素材を変更し、26はウエープレートを左右包み込むように反り上げ安定にさせています。その時々でスピード系に進化したり、より初心者向けに移行したり、現在は、初心者は勿論、中級者へのシューズとして進化しています。
|重要の進化!
ウエーブライダー17は、16から25g軽量の265g(27cm)へ、以降18は260g、19はクッション性をアップし280gと重めに、現在の26はミッドソールを厚めにしたので285gと、重さはそれほど重要度は高くないかもしれません。同時にドロップも12mmから現行は8mmと、同じウエーブライダー自体でもスペックは大きく異なる。
|アウトソールの組み合わせも
18~21までは横のラインは2本と屈曲性を抑え反発しやすく、22~25は17の3本に戻し、初心者の方ならゆっくり走れるような少し柔らかめに、「ウエーブライダー26」は横のライン無くし、ソール自体の転がりをやすく、硬めなソールに変更しています。そして24以降は細かなグリップに変更し滑り難くスピードにも対応しています。
このように、人によっては、現行のタイプよりも古いタイプが好みというランナーも少なくありません。同じシリーズでも変化の違いを楽しむのも走る醍醐味かもしれません。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野