「この画像の大根捨ててはいけません」八百屋からのお知らせ!そのワケとは
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
かなり涼しくなってきて、スーパーは本格的に秋の売り場になっていますし、コンビニにはおでんが置かれ始めました。
おでんの主役といえば、やっぱり大根ではないでしょうか。
この時期になると、スーパーでも大根が飛ぶように売れていきます。
そんな大根ですが、冷蔵庫に入れたことを忘れてしまっていて、シワシワにしたことがある経験がある方が多いと思います。そんなとき捨ててしまっていませんか?
もちろん異臭がするなど、異常があれば捨てないといけないのですが、上の画像のようにシワシワになっているだけなら、まだ問題なく食べられるんです。
そこで今回は、なぜシワシワになった大根は食べても大丈夫なのか、どんな料理におすすめなのか、紹介していきます。
シワシワになった大根は食べても大丈夫なの?
シワシワになった大根を食べても問題ない理由は単純です。
というのも、シワシワになっている原因が、乾燥して水分が抜けてしまっているだけだからです。
新鮮な大根の水分量は97パーセントと言われています。しかも大根は水分が抜けやすいので、冷凍庫のように乾燥した場所においておくと、すぐに水分が抜けてシワシワになってしまうんです。
それを証明するために、シワシワになった大根に水を加えて元のハリ艶がある状態に戻す方法を紹介します。
1.シワシワの大根を用意する
2.大根の両端をカットする
3.ボウルに水を張って大根を半日から1日つける
これだけで、大根は水を吸ってハリ艶がある状態に戻ります。
※下画像の大根は1の大根と同じものです。
シワシワになった大根はどんな料理におすすめ?
先ほどの方法をSNSで紹介すると『素晴らしい方法ですね。今度から捨てずにこの方法を使って食べてみます』とよく言われるのですが、シワシワの大根を食べる時に、この方法を使ってくれというわけではありません。
シワシワ大根はシャキシャキ食感がなくなります。サラダで食べるなら水を吸わせるこの方法は食感がある程度戻るのでアリですが、シワシワ大根は水分が抜けて味が凝縮していますし、出汁も吸いやすくなっています。
そのメリットを活かすなら以下の料理に使うのがおすすめです。
・漬物
・豚バラ大根
・ブリ大根
・おでん
・炒め物
どれも調味料をしっかりと吸って、味染み大根になるので、料理がとても美味しくなります。
ぜひシワシワになった大根は捨てずに上のような料理に使ってくださいね。
シワシワになった大根は捨てないでまとめ
今回はなぜシワシワになった大根は食べても大丈夫なのか、どんな料理におすすめなのかということを紹介してきました。
ぜひ今回の方法を使って、これからの時期おいしくなってくる大根をたくさん食べてくださいね。
他にも「真夏でもバナナが1ヶ月長持ちする保存の裏技」や「絶品!レンジでナスの煮浸しのレシピ」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてください。