最近のAnker製品、良い意味でぶっ飛んでてヤバい

25歳の壁

4/26(金) 10:09

ガジェット系の情報を発信して早5年。この5年はPCやスマホなどの電子機器は緩やかに進化してきた。1年前よりも若干長持ちになったバッテリー。ちょっと良くなったカメラ性能。など、スペック面では停滞期に入ってるように思う。

そんな中、社長が変わってからメキメキ成長を遂げているAnkerという企業がある。今、Ankerの製品たちが良い意味ですごい。めちゃくちゃやばいし、とにかく熱い。ヤバい。

じゃあ何がヤバいねんってところを、僕が実際に購入して使っている二つのモバイルバッテリーを紹介つつ解説していきます。

Anker 733 Power Bankがヤバい

この製品はざっくり言うと「一つあれば不便しないモバイルバッテリー」です。スペックは下記の通り。

今までここまでてんこ盛りのモバイルバッテリーはなかった。65W出力なのでMacBook Proの14インチをほぼ理想的な速度で充電できるし、さらに他のUSBポートもあるので同時に3台まで充電可能。iPhoneやiPadもいける。

今までプラグ付きの充電器も出ていたし、65Wの出力が可能なモバイルバッテリーもあった。でもそれらを両立したものがなかった。しかもそれをAnkerという過去に培ってきた充電器に対する絶大な信頼感のあるメーカーが作った、というのもデカい。だから買ってみた。買ってみたらめちゃめちゃ良かった。

僕はMacBookも使うしiPhoneも使うしiPadも使う。しかもAirPodsもだしApple Watchも。それらをこの一台で充電できるってのは本当に心強い。

出先で使うときはモバイルバッテリーとして。コンセント付きで使うなら普通に充電器として。これ一台あれば大抵の充電はできる。今までも「これ1台あればOK」ってものはあったけど、ここまで盛り込まれたものはなかったと思う。

ただ、10,000mAhという容量は少ない。足りない。僕の使っているM1 ProのMacBook Pro 14インチだと、理想的な充電スピードはかなうけど、フル充電はできない。できればこのスペックのまま20,000mAhのものが登場して欲しいけど、重量の問題だったり色々壁がありそうだった。

お次がコレ。モバイルバッテリーで10,000mAh搭載したモデル。そう聞くとまぁ良くあるちょっと容量多いめのモバイルバッテリーだよねって感じだけど、スペックを上げるとヤバい。

ヤバくない！？何がヤバいかって、モバイルバッテリーなのにiPhoneを15Wで充電できるよってところ。MagSafeが登場して数年経ちましたが、モバイルバッテリーでそれが叶う充電器はありませんでした。Appleの純正モバイルバッテリーは7.5W、他社製品も7.5W。

どうやらQi2というワイヤレス充電の新規格のおかげで15W充電が実現できるようになったとか。iPhoneでの15W充電はAppleの特許？だったかで今まで出来なかったけど、流石にそれじゃあダメだよねってなったとかならなかったのかで、Qi2はAppleが開発に協力して作った新規格らしい。

なので、Appleが全く知らないところでiPhoneを15Wで充電できるようになったわけではなく、全て知っているということだ。ただ、だったらなんで先に自社で15W充電できるモバイルバッテリー出さなかったんだい。ってところだけど、詳しいところは分からない。Qi2に莫大なおかねがかr...(

何はともあれ一ユーザーとしては、15Wで充電できてMagSafeでくっつくモバイルバッテリーが欲しかったので、それが叶って本当に良かった。iPhone 13 Pro MAXを触ってからずーっと欲しかったものが、ようやく手に入った。

ただ、今回紹介した2機種に言えることだけど、価格も高いし重量もある。重いし高いのはちょっと手が出しづらいなと思う。なんだけど、その代わり相当長いこと使えそうな気配があるし、それぞれ一つあれば割となんでもこなせるよねってところに非常に価値を感じる。

というわけで個人的に良い意味でヤバいと思うAnker製品を2機種紹介しました。性能がヤバい。けど高いし重い。でも価値を感じてしまう。そこに最近のAnkerの戦略が見えてくるような、見えてこないような気がつつ、今後も進化を続けるAnker製品を追いかけていこうと思います。

良かったらぜひ手に取ってみてください。iPadブロガーのshotaでした。

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