【川崎市】川崎大師を一夜限りの踊り場に♪ 子どもも大人も"静かに"はしゃげる空間「ほしぞらディスコ」
「ダンスの街」川崎
ストリートダンスに代表されるように川崎ではダンス文化が根付いています。そんな川崎にて、地元若者らがはじめたダンスに関わる新しい取り組みを紹介します。
川崎大師を一夜限りの踊りの場に
「ほしぞらディスコ」と称し、弘法大師の月命日の前夜祭にあたる毎月20日の「宵大師」の夜に、川崎大師平間寺の山門前にて街の皆と気軽にダンスを静かに踊って楽しむイベントになります。
ディスコと聞くと、若者を中心に楽しむイベントのようですが、「ほしぞらディスコ」では家族で楽しめるイベントとして開催されています。初心者でも楽しめるダンスエクササイズ「ZUMBA(ズンバ)」を取り入れ、身近な街の空間で実施することで家族連れが安心して参加できます。
イベントでは、ソーシャルディスタンスを保つため「サイレントバッジ」を用いて、ひとりひとりがイヤホンを装着しながらダンスを楽しむ「サイレントディスコ」形式で行われます。音量調節機能により、周囲への騒音などの問題も少なく、近隣店舗や家族が安心して夜の屋外でダンスや音楽を楽しめるよう工夫されています。
川崎大師の毎月 20 日は宵に遊んで、健康に!宵 ZUMBA
ZUMBAはスポーツジムで人気のあるダンスフィットネスの1つで、愛好家が世界に1200万人いると言われています。川崎大師平間寺門前で、宵時を楽しむZUMBAを「宵ZUMBA」として毎月活動していきます。
「コロナ禍で集まりにくいご時世ですが、イヤホンで同じ音楽を聞きながら行うため野外で距離を取りながら皆様と同じ時間を楽しむことができる。時代にあったイベント作りに毎回ワクワクしている。」
本イベントのダンスにてリードインストラクターを務めた「美容エクササイズstudioTRENDY」代表の吉川由維さんはイベント後の感想について話してくれました。
ダンスを楽しんだ後は絶品スイーツを
川崎大師表参道にある「蕎麦膳はやま」では毎月20日の宵大師の夜のみ「宵カフェ」と称したカフェを開いています。イベントに参加した後は、家族で旬のフルーツを使った季節のスイーツを楽しむことができます。
日本初?!家族のためのディスコ!
「家族や友達と『思いきりはしゃぐ』非日常空間を」と、本イベントのプロデュースしたのは、これまでも川崎大師の地域活性化に向け地元の皆と共に様々な企画をしてきた地域団体「大師ONE博」です。
「子どもが生まれても、子どもと一緒に、夜遊びしたい。この想いが、ほしぞらディスコの原点です。かつてあったお祭りや縁日のように、『毎月20日は大師で踊る!』という文化になることを目指し、活動を継続したい。」
大師ONE博 共同代表の奥貫賢太郎さんは「ほしぞらディスコ」をはじめたキッカケについて語ってくれました。
大師ONE博は「個人の『願い』と『挑戦』に寄り添い、『こうなったらうれしい』そんな少し先の未来を、わんぱくに創りだす。私たち自身が、固定概念という『空気』を入れ替える『窓』のような存在となれるよう、さまざまなアクションを続ける」という。
伝統の重みと新しい活力が混在する川崎大師を舞台に、家族のための楽しい時間をプロデュースする地域団体「大師ONE博」。これからも地元を「わんぱく」にする企画に期待したい。
大師ONE博(地域団体)
神奈川県川崎市にある大師エリアの“まち”を活用し、「願い事が叶うまち・大師」をわんぱくに実現させるローカルクリエイティブ集団
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掲載写真:「大師ONE博」より提供