「この画像のようなれんこんは選ばないで!」八百屋からのお知らせ!そのワケとは
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
いよいよ年末が近づいてきましたね。皆様年末年始のご準備はお済みでしょうか?
年末年始といえば、煮しめや筑前煮を作るという方が多いと思います。
煮しめに欠かせないお野菜といえば、にんじん、れんこん、里芋などありますよね。
その中でも今回はれんこんに注目します。
れんこんは鮮度のチェックの方法を間違えて覚えている方が多くいる野菜なんです。
そこで今回は「新鮮で美味しいれんこんの見分け方」を紹介していきます。
新鮮で美味しいれんこんの見分け方
新鮮で美味しいれんこんの見分け方を紹介します。
泥つきのものを選ぶ
しっかり洗っているれんこんと泥つきれんこんが一緒に並んでいる時は、泥つきれんこんを選ぶことをお勧めします。
地域によって好みが分かれるのですが、れんこんは泥つきの方が泥に保湿効果があるため鮮度が長持ちしやすいんです。
つまり、収穫から同じ期間が経っている場合、洗いれんこんよりも泥つきレンコンの方が新鮮な場合が多いということです。
ただし、泥つきれんこんは傷や傷みが見えにくいので、次に紹介するポイントも押さえて選びましょう。
切り口がクリーム色
私が仕事でれんこんの鮮度チェックをするときは、れんこんの切口の色をみます。
包丁で切ったばかりのれんこんの切口は綺麗なクリーム色をしていますが、時間が経つと徐々に赤みがかった色に変色していくんです。
赤い色素は、れんこんに含まれる鉄分が酸化したものなので、食べられないことはないのですが、収穫されてからどれだけ経過しているかの目安になります。鮮度にこだわる方は切り口が「クリーム色」もしくは「白色」のれんこんを選びましょう。
硬くてハリがある
最後にれんこんのハリや硬さをチェックしましょう。
傷んだれんこんはヌルヌルとしてくるので、しっかりとした硬さがあり、ハリやツヤがあるものを選ぶと良いでしょう。
また、ついている泥が下画像のように乾燥していないものを選びましょう。
これら3つのポイントを押さえて購入すると、れんこん選びで失敗しにくくなるので、参考にしてくださいね。
新鮮で美味しいれんこんの見分け方まとめ
今回は「新鮮で美味しいれんこんの見分け方」を紹介していきました。
ぜひ今回の記事を参考にして、煮しめ用のれんこんを選んでいただけると嬉しいです。
他にも「おでんの大根を一瞬で味染み大根にする裏技」や「しわしわになったミニトマトを一瞬でプリプリに戻す裏技」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。