こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

本格的に寒くなってきて、冬野菜がおいしい季節になってきましたね。

キャベツや大根、白菜などの冬野菜は、これからの季節、寒くなってくると自身が凍らないように糖分を生成し蓄えて氷点を下げることで自身を守っているんです。

つまり、多くの冬野菜は寒くなればなるほど甘味が増して美味しくなる傾向があるんです。

そんなこれからの季節おいしいキャベツですが、選び方を間違えて覚えてしまっている方が多くいるんです。

そこで今回は「新鮮でおいしいキャベツの選び方」を紹介していきます。

新鮮でおいしいキャベツの選び方

新鮮でおいしいキャベツの選び方を紹介していきます。

紫色に変色したキャベツを避けないで

スーパーでのお買い物の時に、紫色になったキャベツを避けている方が多くいますが、できれば避けないでほしいんです。

紫色に変色したキャベツは傷んでいるわけではありません。キャベツは寒さに当たるなどストレスを受けることで、キャベツ自身に含まれているアントシアニンが表面に表れることで紫色に変色してしまうんです。

つまり、紫色に変色したキャベツは厳しい寒さの中で育った可能性が高いんです。上でも書いた通り、厳しい寒さに当たったキャベツは甘くなっている可能性が高いので、この時期紫色に変色したキャベツは甘みが強い可能性が高いというわけです。

紫のキャベツを見かけたら避けるのではなく、心の中でガッツポーズをしてカゴに入れましょう。

ずっしり重量感のあるあるキャベツを選ぶ

キャベツはずっしり重たいものを選びましょう。

単純に「重い方が量が多いから重いものを選びましょう」というだけの話ではありません。（もちろんそれも大事ですけどね）

キャベツは葉がしっかり巻かれていて、ずっしりと重量感があるものの方が糖度が高い傾向があるんです。

お店で入荷したキャベツの糖度を計っていた時に、実際に重いものの方が糖度が高い傾向がありました。

甘くておいしいキャベツを選ぶなら、重さを持ち比べて重量感のある方を購入しましょう。1/２カットを選ぶ時も、葉がギチギチに詰まっているものを選ぶと良いですよ。

芯の切り口が綺麗なものを選ぶ

最後にキャベツの鮮度をチェックするために、芯の切り口に注目しましょう。

野菜は収穫時、芯や先をカットされます。どの野菜もその切り口が鮮度の目安になるんです。

キャベツも同じで、芯が白くみずみずしいものは収穫から時間が経っておらず新鮮な証です。反対に芯が黒ずんでいるものは、収穫してから時間が経っている可能性が高いので避けるようにしましょう。

新鮮でおいしい冬キャベツの選び方まとめ

今回は「新鮮でおいしいキャベツの選び方」を紹介しました。

この記事を参考にこれからが旬の冬キャベツをたくさん食べて頂けると嬉しいです。

他にも「ブロッコリーの蕾に潜む虫や汚れを綺麗に除去する方法」や「白菜の汚れや虫を綺麗さっぱり洗い流す方法」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてください。