【横浜市港南区】港南区の民話として言い伝えられている「鰻の井戸」は関のバス停近くにあります
「旧・湘南信用金庫港南支店」の建物の横にある「鰻の井戸」をご存知ですか?
私有地の中にあるので、注意しないと見過ごしてしまいそうな場所にあります。
行ったり来たり、ケータイの地図を何度も確かめながらやっと見つけました。
井戸は蓋で閉められていて中を見ることはできませんが、奥にあるものが「鰻の井戸」です。ひっそりとした佇まいながら、何とも言えない存在感があります。
病に伏せた北条実時が、夢の中に現れた観音様からお告げを受け、頭に模様のある鰻のいる古井戸の水を飲んだという逸話があります。その古井戸が「鰻の井戸」と呼ばれ、ひっそりと残されています。北条実時が病にかかったのが建治2年(1276)と言われているので、約750年も前からこの井戸は存在していることになります。
門にはワイヤーが巻かれており、開けることはできず近寄ることもできませんが… 興味のある方はぜひ探してみてくださいね。
【鰻の井戸詳細】
住所:神奈川県横浜市港南区笹下2丁目19