【宮城県 東松島市】'珈琲の実'のお茶!スーパーフード「カスカラ」100点満点の驚きと旨み
宮城県東松島市の矢本にある地場産品を取り扱っているお店「Harappa(はらっぱ)」。店内では市内を含め、ほか地域のパンやお菓子なども販売しているので、いつ来店しても新しい発見があり面白い。
先日ふらりと立ち寄り、さまざまな商品を眺めていた時に大発見したのが、スーパーフードとしてじわじわと知名度が上がってきている「カスカラ」。それは市内の自家焙煎珈琲「Joy coffee(じょい こーひー)」が製造しているもので、(Harappa)店内にはカスカラの他にもブラジルやエチオピアなど、他いくつかの種類の珈琲豆と、挽いた状態の「粉」が真空パックの状態で販売されている。
さて、カスカラについて簡単に紹介をすると、これは珈琲の実(別名:コーヒーチェリー)から中の種を取り除いたもの。中の種というのは、つまり'珈琲豆'のことで豆を覆っている外側の皮と実の部分が、'カスカラ'ということになる。
パックから中身を取り出してみると、本当に珈琲の実の中から種(豆)が、スポーン!と取り除かれた姿が確認できる。そして驚いたのが、香り!完全に乾燥されたカスカラは、その見た目からは想像できない様な、ジューシーな果物の甘酸っぱい香りを放っていて、パッケージを開けた途端から、その威力を発揮していた。
飲み方はというと、カスカラを大体4、5グラム程度茶器に入れて、沸騰させたお湯を注ぎ5分程度(お好みで)蒸らしていただくという通常の紅茶と同じ要領でOKだ。
香りは乾燥されていた状態のカスカラと同じで「甘酸っぱさ」があり、味はというと面白いのだ。筆者が非常に似ている味と感じたのは「ローズヒップティ」。どことなく梅の様な、さっぱりと爽やかな酸味に、ハーブのような花の香りを感じる甘さもある。苺やブルーベリー系などとはちょっと違った酸味で、やや梅に近い味わいだ(あくまでも筆者の感覚)。
茶器に残ったカスカラを取り出してみると、福々とした姿に大変身!当初の干からびた姿から、パーンと張った丸々とした形状に。持ち上げてみると、表面はしっかりとした皮で、なんとなく、形を整えると小さめのどんぐりの様な姿にも見える。「これが珈琲の実なのか」と改めて実感できる瞬間だ。一般的に、日本国内の日常であまり珈琲の実自体と出会う機会は少ない。そんな中で'茶殻'という状態とはいえ、間近で見れるという事は貴重だ。
スーパーフードと言われている由縁としては、カフェインの量も珈琲などに比べて比較的少なく、ポリフェノールが豊富など色々と栄養素についての研究結果が出ているそうだ。兎にも角にも、効果が期待できそうだねというものだ。(気になる方は是非'カスカラティ'を調べてみよう!)
飲み終えた後のカスカラの実は、'実'なので食べることも可能な様だが、味は薄まっているので美味しいとは言えないが、一度体験してみるのも良いかもしれない!
珈琲屋さんから製造された'お茶'は、珈琲を余すことなく使用した'実'からできたお茶だった。
種(豆)も、もちろん美味いが、実はことのほか上品でホッと安心する味わい。
まずは、淹れたての熱いカスカラティを、上品で無くていい、「ずずっ」といってみよう。
驚く味に、きっとカスカラのような丸い目になっているかもしれないぞ。
商品名:カスカラ (コーヒーチェリーティ)
製造元・販売店舗:Joy coffee(じょい こーひー)
住所:宮城県東松島市赤井川前二184-2 相沢アパート3
委託販売先:Harappa(はらっぱ)、フレスコキクチ 矢本店
※商品や店舗についての詳細は製造元の公式ホームページにてご確認下さい。