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“だてっく”が、“こじるり”にテニス直伝!! 伊達公子さんが下した小島瑠璃子さんのテニスの評価とは?

神仁司ITWA国際テニスライター協会メンバー、フォトジャーナリスト
アディダスのテニスウエアが似合う小島さん(写真左)と、右肩にギプスをしながらもイベントに駆けつけた伊達さん(写真/神 仁司)
アディダスのテニスウエアが似合う小島さん(写真左)と、右肩にギプスをしながらもイベントに駆けつけた伊達さん(写真/神 仁司)

 テニスフェスティバルの「ADIDAS HIMARAYA TENNIS FESTIVAL 2017 TOKYO FINAL」が、12月9日に、東京・GODAI亀戸校で開催され、アディダス契約選手の添田豪選手、穂積絵莉選手、今井慎太郎選手、そして、9月に2回目の現役引退をした伊達公子さんが参加した。

 伊達さんは、引退の要因になった右肩の手術を11月28日にして、12月2日に退院したばかりで、会場へは右肩にギプスをしての登場となった。

 キッズクリニックでは、伊達さんが直接子どもたちにアドバイスする場面も見られ、「今からたくさんボールを打って、コーチの言うことを聞いて、上手になれたら、みんなプロになれるかもしれない。楽しんでやってください」と声をかけていた。

 また、今回はタレントの小島瑠璃子さんが特別ゲストとして参加し、伊達さんとトークショーを行い、その後には小島さんがテニスにチャレンジした。

 テニスは初めてという小島さんだったが、伊達さんからマンツーマンでアドバイスを受け、フォアハンドストロークだけでなく、バックハンドストロークのレッスンも行った。

“だてっく”コーチのアドバイスを、すぐにテニスのプレーで実践できて筋のよかった“こじるり”(写真/神 仁司)
“だてっく”コーチのアドバイスを、すぐにテニスのプレーで実践できて筋のよかった“こじるり”(写真/神 仁司)

 最後には、穂積選手とラリーをして、10回続けてラリーをすることができて、小島さんは大喜びだった。

 小島さんの10回連続ラリーの成功に驚いた伊達さんは、「子供の時から運動神経、結構高かったんですか?」と小島さんに質問。

「何か一番初めにやり始めると、早くできる方です」と小島さんが答えると、「それが垣間見えました」と伊達さんは感心していた。

 さらに、テニスが初めての“こじるり”を“だてっく”コーチは、次のように評価した。

「姿勢が良くて、足がすごく軽やかですし、テニスになるとアグレッシブになる一面が見れて、テニス向きだなとすごく思いました(笑)。ボールが当たった後も、(小島さんは)ラケットを振り抜けていました。(テニスを)繰り返しやるとすっごい急成長できるんじゃないかと。センスあると思います」

 伊達さんの言葉を聞いた直後に、思わず「嬉しい」と語った小島さんは、「こんなにぜいたくな(テニス)デビューはないと思うんですよ。本当に楽しくできました」と満面の笑みで、今夜はぐっすり眠れると大満足の様子だった。

 イベントを終えた伊達さんは、まずは右肩を完治させたいと語りながら、今後の活動について次のように語った。

「今日、小島さんが感じてもらえたように、テニスを好きになる人がもっと増えるように活動をこれからもやっていきたいと思います」

ITWA国際テニスライター協会メンバー、フォトジャーナリスト

1969年2月15日生まれ。東京都出身。明治大学商学部卒業。キヤノン販売(現キヤノンMJ)勤務後、テニス専門誌記者を経てフリーランスに。グランドスラムをはじめ、数々のテニス国際大会を取材。錦織圭や伊達公子や松岡修造ら、多数のテニス選手へのインタビュー取材をした。切れ味鋭い記事を執筆すると同時に、写真も撮影する。ラジオでは、スポーツコメンテーターも務める。ITWA国際テニスライター協会メンバー、国際テニスの殿堂の審査員。著書、「錦織圭 15-0」(実業之日本社)や「STEP~森田あゆみ、トップへの階段~」(出版芸術社)。盛田正明氏との共著、「人の力を活かすリーダーシップ」(ワン・パブリッシング)

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