ゴルフはスコアよりもマナーが最優先!ゴルフブームの今こそ大切にしてほしい"コースの労り方"を解説!
コロナ禍以降アマチュアゴルファーの数は急増していると言われ、実際に多くのゴルフ場で来場者数が増えている。
これはゴルフ業界全体にとって非常に嬉しいことだろう。コロナ改善はゴルフ人口の減少に伴い、ゴルフ場の数も減ってきていた中で、今後ゴルフ業界が良い方向に進むか悪い方向に進むかの運命は、まさに今決定されようとしていると言っても過言ではない。
そしてゴルフは言わずもがなゴルフ場でプレーするものだ。ゴルフ業界の発展のためには、このゴルフ場を大切に使うことが欠かせない。
そこで本記事では今後もゴルフ業界が良い方向に進むために、全アマチュアゴルファーに改めて意識してほしい"コースの労り方"を解説する。
ピッチマークの修復
まずこれだけは必ず守ってほしいのが、グリーンフォークを持参してグリーン上のピッチマークを修復することだ。
ボールが落下した際にできたピッチマークは修復する時間が早ければ早いほど、グリーンも元の状態に早く戻るようになる。グリーンに上がってすぐに修復すると1日立てば元の状態に戻るが、1日放置すると元の状態に戻るまでに1週間以上時間を要してしまう。
筆者がラウンドしていて感じるのは、あまりにもグリーンフォークを持参していない人が多過ぎるということだ。筆者の体感では7割以上のアマチュアゴルファーが、グリーンフォークを持たずにラウンドをしていると感じる。
グリーンフォークはほとんどのゴルフ場で無料で配布されている。ラウンド前には必ずグリーンフォークをポケットに入れて、しっかりグリーンを労るように心がけてほしい。
ディポットの目土
続いてディポットの目土も、ゴルフ場を大切に使う上では大切だ。
ダフったりターフを取ったりして芝生を削った場合には、その上に土を被せることで芝生の再生を促すことができる。この作業を目土と呼ぶ。
目土に関しては毎回必ず行うとスロープレイにつながる場合もあり、この辺りが難しい問題ともなっている。
しかしスロープレイにならないように、全国のゴルファーが目土を行いながらラウンドすると、日本のゴルフ場のレベルはそれだけで大きく向上するのではないだろうか。
またできればゴルフ場側にもティーグラウンドやカートへの、できる限りの目土の用意をお願いしたい。目土の文化を強く根付けるためには、ゴルファーとゴルフ場の双方の努力が必要だと感じている。
まとめ
上記の2点を全国のアマチュアゴルファーが意識できるようになれば、今後ゴルフ業界は間違いなくさらに発展すると筆者は考えている。
ゴルフ場のコース管理にかかる費用は想像以上に高い。我々アマチュアゴルファー1人1人の小さな心がけが、ゴルフ場の存続にも大きく貢献できることを覚えておいてほしい。
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