【全国で議論】ゴルフ場でサブバッグの使用は禁止するべき?近年深刻なサブバッグ問題について考察
近年サブバッグの取り扱いが全国各地のゴルフ場で問題となっている。
特にグリーン周りでのサブバッグの扱い方によって、グリーンに傷を付けてしまう人が残念ながら全国的に多く見られるようだ。
このような事態を受け、サブバッグの使用を禁止しているコースや、サブバッグを使用する場合追加料金を取るコースも最近では少なくない。
筆者としてはサブバッグの利用は"しない派"のゴルファーだ。もちろんグリーンや芝の保護という面もあるが、そもそもサブバッグを使うことでより時間がかかってしまっている人を見かけることも多いからだ。
サブバッグを使用する場合、キャディバッグからサブバッグにそのホールで必要な分のクラブを入れて、次のホールに向かう際にはまた使用したクラブをサブバッグからキャディバッグに戻す。ウェッジなどはずっと入れっぱなしの人が多いだろうが、その他のクラブを時間をかけて入れ替えている人を見かけることも多い。
またサブバッグ自体の取り外しや、グリーン周りに三脚を広げることなど、スムーズに行えている人は良いが、そうでない人も残念ながら多い。
またサブバッグを活用している人はカートの運転に戻らないことが多く、同伴者にサブバッグを利用している人が複数いると、カートの運転問題にもつながってくる。
筆者が競技に参加していて感じるのは、上級者のアマチュアでサブバッグを使用している人はほとんどいないということだ。
筆者は3年連続県アマの決勝に出場している。この試合は各県のトップレベルのアマチュアが腕を競う大会だ。この大会において過去3年間、筆者はサブバッグを使用している人を1人も見かけたことがない。なおこの3年間キャディが付いたことはなく、全てのラウンドがセルフプレーであった。
プレーをスムーズに行える上級者のアマチュアにおいては、むしろサブバッグというものはプレー進行の妨げになると考える人が多いのだろう。
もちろんビギナーの方などにとっては、サブバッグがあった方がプレーが早く行える場合もあるだろう。上手く活用すれば便利なアイテムであることに間違いはない。そしてマナーを守って使用すれば、サブバッグを使うことを禁止されていないコースでは何ら問題もない。しかし全国的にマナー違反をする人が多く、現在大きな問題となっているのだろう。ゴルフ場側からしてみれば、サブバッグは使用してほしくないという本音も耳に入ってくることがある。サブバッグにプレーの進行を頼るのではなく、自分自身でどうやればプレーが早く行えるのかを試行錯誤することも、また大切なのではないのだろうか。
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