柿を早めに収穫し、美味しく長~く上手に保存しよう【富山県入善町・黒部市】
最近は、熊の被害や目撃情報がとても多いですね。富山県のホームページでは、柿を早めに除去するよう促しています。
筆者の近所では、「熊が怖いので柿の木を切った」というお宅がありました。しかし、「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほどの柿の木を切ってしまうのはもったいないですよね。柿の実を早めに収穫し、熊の被害を防ぎましょう!
今回は、熊の被害を防ぐために、早めに収穫した柿を「長く保存する方法」を紹介します。
「柿が赤くなると医者が青くなる」
このことわざは、「柿が赤くなる時期は天候が良く体調を崩す人が少なくなる」という意味です。しかし、柿にはビタミンやカリウムが多く含まれることから、「柿の高い栄養価をとり入れて体が整うから」という使い方をされることもあります。
富山県ツキノワグマ出没情報地図【クマっぷ】
富山県のホームページでは、熊の目撃情報などをとりまとめたマップを公開しています。市役所・町村役場を通じて県へ報告のあったクマの目撃・痕跡情報を地図上で分かりやすく確認することができるマップです。通勤、通学や行事開催予定箇所のクマの出没情報の確認などに役立てることができますよ!
柿の保存方法
柿は、そのまま食べたり料理に利用したりすることができますが、一日に何個も食べられるものではありません。大量の柿を収穫した場合は、ジャムなどに加工する場合が多いのではないでしょうか。今回は、柿をそのまま保存する方法を紹介します。
柿は追熟するので、収穫後数日で柔らかくなります。しかし、柿のヘタを乾かさないことで、収穫したままの状態で保存することが可能です。好みの硬さで保存するための方法を紹介します。
1、好みの硬さになった柿のヘタ部分に濡らした紙をあてる
2、紙を付けた状態で一個ずつラップする
3、冷蔵庫など涼しい場所で保管する(濡らした紙が乾かないように取り換える必要があります。)
収穫した柿のヘタ部分に虫やゴミがついていることがあります。筆者は、ヘタの部分を除去し軽く拭いた後に濡らした紙をあてるようにしています。
実際に、ヘタに濡れたキッチンペーパーをあてラップをした柿を冷蔵保存してみました。2週間経っても収穫した状態の硬いままです。少し青さが残る柿は、追熟することなく保存されています。
みなさんも、熊が寄るのを防ぐために早めに収穫した柿や、大量の柿がある場合は試してみてください!
最後に
富山県のホームページには、「クマを目撃した場合は、刺激しないようそっとその場を離れ、すぐに安全な場所(屋内や車内)へ移動してから最寄りの市町村又は警察へ通報してください。」とあります。万が一、熊を目撃した場合は命を守る行動をとってください。目撃情報が多く寄せられている地域では、念のためヘルメットなどを装備しましょう。