【川越市】『まちゼミ』に参加してわかった、「知ることの楽しさ」とは?
第15回『川越まちゼミ』が、2022年2月25日~4月10日まで開催されています。
『まちゼミ』とは、お店の人が講師となって、その道のプロならではの専門知識や情報、秘訣を無料で受講者に体験してもらう少人数制の「得するまちのゼミナール」。
今回は、85の楽しい講座が各会場で開催されるので、いくつかの講座に応募してみました。
少人数制で行われる各講座はとても競争率が高く、応募した講座のほとんどが抽選。
何とか2つの講座に当選し、参加できることになりました。
今回は当選した2つの講座を体験し、「知ることの楽しさ」を満喫してきましたので、その様子をご紹介します。
笑い文字で『ありがとう』を贈る
講座の内容
黒で書かれた「ありがとう」に朱の筆ペンで、頬やハートを書いたりしながら「ありがとう」について考える体験会。
笑い文字とは?
笑い文字は満面の笑顔を渡す筆文字です。書いて半分、渡して完成。
感謝と喜びの循環する世界を作る「コミュニケーションツール」です。
講座の様子
あらかじめ書かれた『ありがとう』の文字から濁点を抜いたの筆文字が渡されます。
各々が感謝したい人を思い浮かべながら、朱色のペンで色を入れて『ありがとう』の文字を完成させます。
人によって頬やハートの大きさや位置が違って、千差万別な文字へと変化していきます。
必ずしも長い文章を書かなくても、思いは伝わるのものですね。
参加した感想
朱色のペンで書き足すだけで、一気に筆文字に温かみが出ることに感動します。
人によって頬やハートの大きさ、位置が微妙に違い、全く同じにならないことに個性を感じました。
私たちの生活は、メールやラインでコミュニケーションが便利になりましたが、やはり手書きで書いた方が、より気持ちが伝わるような気がします。
『笑い文字』を通して、相手に気持ちを伝える大切さを教えてくれる講座でした。
アクリルでキーホルダーを作ろう
講座の内容
透明のアクリルをレーザーカッターでカットし、名前入りのキーホルダーを作成。
目の前で迫力あるレーザーカッティングが見られる貴重な体験ができます。
講座の様子
事前に希望した文字を業務用のレーザーカッターで、切り分けてくれます。
PCから読み込んだ文字がアクリル板にプリントされ、レーザーでカットしていきます。
目の前で火花を散らし、レーザーがアクリル板をカッティングしていく様は、迫力満点!
カットされたアクリルパーツを各自に渡してくれます。
アクリルパーツをフレームに、はめ込み文字を押し込みくり抜いていきます。
モノを作る講座には、お子さんの参加が多いようです。皆さん集中して作業しています。
参加したお子さんは出来上がったキーホルダーをとても喜んでいました。お子さんたちが楽しんで作業している時の目の輝きが、とても印象的です。
参加した感想
この講座を開催している「On故置新」さんは、アクリルでフレーム一体型フォト、光る神棚、ハンドメイド作家さん向けの商材を制作販売しているユニークな会社。
業務用のレーザーカッターでパーツを切ってくれる様子は迫力あり必見です!
モノを作る楽しさを教えてくれ、お子さんが無理なく楽しんで作成できる講座です。
大人の私でも楽しめ、モノを作る楽しさを満喫することができました。
On故置新(オンコチシン)
住所:川越市六軒町2-3-1-107
TEL: 049-290-2965
営業時間:9:00~18:00
休業日:土日・祝日
※アクリルでキーホルダーを作成する講座は「まちゼミ」のみ。
通常は開催されておりません。
「知ることの楽しさ」とは?
今回は2つのまちゼミに参加することにより、モノを作ったり書いたりする楽しさを体験することができました。
新しく知ることで、世界が広がっていく子どもの頃の感覚を思い出させてくれる『まちゼミ』。『まちゼミ』の醍醐味とは、「知る楽しさ」を教えてくれ、日常の生活にいろどりを与えてくれるスパイスのような役割だと感じました。
年に2回開催される『まちゼミ』。次回は、夏の8月に予定されています。
興味がある方は、是非、次回参加してみてください。
モノ作り系の講座は、お子さんと一緒に参加すると楽しめますよ。
川越まちゼミ
主催:川越まちゼミの会
川越商工会議所