ここ3年の合計本塁打ランキング。1位はアーロン・ジャッジ、4位は大谷翔平。2位と3位は誰と誰!?
2021年以降の3シーズンに、大谷翔平(現FA)は、124本のホームランを打った。このスパンのホームランが大谷より多かった選手は、3人しかいない。138本塁打のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と127本塁打のマット・オルソン(現アトランタ・ブレーブス)に、125本塁打のカイル・シュワーバー(現フィラデルフィア・フィリーズ)だ。
大谷に次ぐ、123本塁打のピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)を含め、2位から5位までの4人の本数は、ほとんど変わらない。1シーズンの平均は42.3~41.0本塁打。1位のジャッジが平均46.0本塁打で、6位以降は平均36.0本以下だ。
トップ5に位置する選手は、ここ3シーズンとは限らないものの、いずれも本塁打王を獲得している。ジャッジは、2017年(52本)と2022年(62本)の2度。あと4人の本塁打王は、オルソンが2023年(54本)、シュワーバーが2022年(46本)、大谷が2023年(44本)、アロンゾは2019年(53本)だ。ここ3シーズンに108本塁打のオースティン・ライリー(ブレーブス)は、本塁打王を獲得したことのない選手のなかでは、このスパンに最も多くのホームランを打った、ということになる。
また、ここ3シーズンに85本塁打以上の21人中、ホームラン1本当たりの打数は、こちらも10.8打数のジャッジが最少だが、2位以下の順位は、本数と同じではない。2位から5位には、12.5打数/本のシュワーバー、13.1打数/本の大谷、14.0打数/本のヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)、14.0打数/本のアロンゾが並ぶ。アルバレスの打数は、アロンゾよりわずかに少ない。
3シーズン続けて30本塁打以上は7人。合計本数のトップ6と、8位(101本)のアルバレスがそうだ。20位タイ(89本)の2人のうち、カイル・タッカー(アストロズ)は、3シーズン連続30本塁打に1本足りなかった。30本、30本、29本だ。
2021~22年のタッカーのように、2シーズン続けて30本以上のホームランを打ち、その本数がまったく同じだった選手については、こちらで書いた。
◆「過去2年に続き、今年も30本塁打ちょうどなら「3年続けてまったく同じ本数」は何人目!? 現在26本」
なお、ここ3シーズンにおける、ホームラン以外のトップ2は、安打が590本のフレディ・フリーマン(現ロサンゼルス・ドジャース)と559本のトレイ・ターナー(現フィリーズ)、単打が394本のルイス・アライズ(現マイアミ・マーリンズ)と374本のボー・ビシェット(トロント・ブルージェイズ)、二塁打が131本のフリーマンと113本のラファエル・デバース(ボストン・レッドソックス)、三塁打は23本のアーメッド・ロザリオ(現FA)と22本の大谷だ。
日本プロ野球でここ3シーズンのホームランが多かった選手については、こちらで書いた。