【高崎市】11年間の感謝と共に。さやもーる沿いの「石窯バル WADACHI」が閉店となりました。
ピザを囲んでワインを楽しむ…。そんな空間が大好きな、号外NETライターのけたろうです。さて、2022年10月15日に、鞘町にあった「石窯バル WADACHI」さんが閉店されたことが分かりました。
お店の場所は、高崎市鞘町。「スズラン百貨店 高崎店」さんの東側、通称「さやもーる」と呼ばれる通り沿いの建物「Aliveビル」の2階にありました。こちらの通りの南側には、かつてライブハウス「TAKASAKI club FLEEZ」さんがあり現在は解体工事中の「スカイビル」などが見えます。
こちらのさやもーるをはじめ鞘町の一部は、これまでも報道されているように高崎スズランの大規模リニューアルに伴う再開発工事が進められている地域です。2022年10月中旬に現地を訪れた際にも、さやもーるの通りに立っていた樹木やベンチなどはひとつずつ撤去され始めていました。
2階にあった「石窯バル WADACHI」さんの窓際にはたくさんのワインボトルが綺麗に並べられていました。ワインの美味しいお店だったからこそでしょうね。なお10月15日の営業最終日には、「石窯バル WADACHI」さんの公式Instagramアカウントにて、オーナーの方からの感謝の投稿がされていました。11年間ありがとうとのメッセージ、しっかり届きました…!
また、「今後はワインショップを通じて人生を創り上げていく」との投稿もありましたので、引き続き、ワインの世界を通じて高崎や群馬を盛り上げていただけると嬉しいですね。「轍 (わだち)」という言葉には、先人が切り拓いて歩いてきた道筋という意味がありますが、歩きやすくなったその轍を進むことで、これから同じ行き先を目指す人たちの道標にもなる、という意味もあるように思います。ここまで歩んでこられた歴史は轍として必ず残っていくでしょうから、ぜひさらに前進していっていただけたらと願うばかりです。今までありがとうございました、そして、お疲れ様でした!
<石窯バル WADACHI (わだち)> ※閉店
〒370-0827 群馬県高崎市鞘町79-1 Aliveビル 2F