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安田権守が今季初スタメン 2安打2打点を記録<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
アン・グォンス(写真:トゥサンベアーズ 2021年撮影)

28日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-NCダイノス(チャムシル)ではトゥサンのアン・グォンス(安田権守)が8番ライトで今季初の先発出場。

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2回裏、トゥサンが0-2で2点を追う2死二塁で、アン・グォンスはNCの先発キム・シフンから三週間をやぶる今季初ヒット。二塁走者が還って今季初打点を挙げた。

アン・グォンスは5回の2打席目、ストレートの四球で出塁。次打者以降の四球と捕逸で三塁に進み、内野ゴロでホームに生還した。

6回には2死二、三塁でのショートゴロで三塁走者がチーム4点目のホームを踏み、アン・グォンスはこの日2打点目。8回の4打席目は1死一塁で10球粘ってライト前へのヒット。2安打目を記録し、次打者の深いセンターフライで二塁へ進塁した。

この日のアン・グォンスは3打数2安打2打点、四球と得点それぞれ1を記録する活躍を見せた。

試合は9-5でNCが勝利、NCの先発で2018年のドラフト1次指名右腕のキム・シフンがプロ初先発で初勝利を記録している。

◇4月28日(木)の結果

・トゥサン 5 - 9 NC(チャムシル)

 勝:キム シフン

 敗:イ ヨンハ

・KT 5 - 3 KIA(スウォン)

 勝:シム ジェミン

 敗:チョン サンヒョン

・ハンファ 1 - 3 キウム(テジョン)

 勝:エップラー

 敗:チャン ミンジェ

・サムスン 4 - 6 LG(テグ)

 勝:チョン ウヨン

 敗:イ スンヒョン

・ロッテ 4 - 1 SSG(プサン)

 勝:バーンズ

 敗:ノ ギョンウン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「初の声援の中でのスタメン」

2020年にトゥサン入りしたアン・グォンスはKBOリーグ入り以来、コロナ禍でプレー。KBOリーグは今月22日から声出し応援が解禁となり、アン・グォンスはこの日初めて、声援を受けての先発出場となった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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