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【京都市】東山区 『清水寺』の秘仏「大随求菩薩」さまから母のような愛やパワーを頂けますよ♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都に住んでる人も大好きな『清水寺』、国内外の観光客で今はごった返しています!

『清水寺』については過去に何度か記事に書いたことがあります。

その「清水寺」の 仁王門の先には「随求堂」があります。

随求堂」では、「胎内めぐり」ができます。

「胎内めぐり」とは、随求堂の本尊である「大随求菩薩のお腹の中」の巡ること。

清水寺ご本尊の下にある光が全く入らない空間を大随求菩薩のお腹の中(胎内)と考え、暗闇の中に入って壁に張り巡らされた大きな大数珠を頼りにひたすら歩き、外に出ると生まれ変わると言われています。

その暗闇の真ん中には、「大随求菩薩」を表わす梵字(ハラ)が確認できます。 この随求石に触れて祈ると願いが叶うそうです。

今回、奈良の吉野にある善福寺さんのご住職に「随求堂」の「大随求菩薩」を感じてきてほしいと言われ、伺ってみました。なんども伺っている「清水寺」、そして「胎内めぐり」もなんどもしていますが、実際にゆっくりお参りさせていただくのは今回は初めてでした。

大随求菩薩」とは、大勢の人々の求めや願いに随って(したがって)、その多(大)くの願いを成就させてくれる仏様であることから、「大随求菩薩」と呼ばれています。

「大随求菩薩」がご鎮座されているその隣には私が大好きな「大聖歓喜天」(ガネーシャ)がいらっしゃいました。それだけでもテンションがあがります。

なぜなら、吉野の「櫻本坊」には日本で一番古い聖歓喜天さまがいらっしゃって、そのご縁で善福寺さんのご住職と知り合えたからです。

また高雄の「神護寺」の『世継地蔵堂(通常非公開)』にも聖天さんがいらっしゃって、ゴールデンウィークの期間(4月29日〜5月7日)だけ「高津商会」の「小道具と時代劇の世界」開催に伴い、ご開帳されますよ♪(特別限定御朱印も授与されます!)

聖天さまは、ガネーシャのような象頭神と十一面観世音菩薩さまが化身され、大聖歓喜双身天とならせられた神で、仏さまのご慈悲と神様の威徳とを兼ね備えられていると言われています。

「随求堂」は、1735年の建立。衆生の願い、求めに随って、叶えてくれるという大功徳を与えてもらえるそう。「大随求菩薩」のご利益は「心願成就」。 人々の願いや求めにしたがい、願いを叶えてくれるお母さん的な仏様とも言われています。

「大随求菩薩」が「随求堂」のご本尊として祀られていることは、過去に「清水寺」が真言密教の寺院であったことを思わせますね。屋根にも龍が見れました!

その裏にはたくさんのお地蔵様がいらっしゃいました。

道祖神さまも見られました!とってもかわいい〜♪

どうぞこのパワーをいただいて、心願成就されてくださいませ♪

清水寺 随求堂

住所:605-0862 京都府京都市東山区清水1-294

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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