【世田谷区三宿・池尻】三宿二丁目から淡島通りまで三宿道路が延伸した
三宿から淡島通りへの交通が良くなりました。2022年10月27日、世田谷区三宿を南北に通る「三宿通り」(都道420号)が北へ延伸し、三宿二丁目から淡島通りのある池尻四丁目(下代田東交差点)までの区間が開通しました。環状6号線(山手通り)と環状7号線の間を通る「補助26号線」の一環で、環状6.5号線などとも言われているそうです。
※道路上からの写真は、自転車に搭載したGoProの車載動画から画像切り出しをしたものです。交通規則を破るなどの危険な撮影はしておりません。
これにより国道246の三宿交差点と淡島通りの下代田東交差点までが直通。片側1車線の道路ですが道路幅20メートルと広く、南北の移動がかなり楽になりました。
これまで三宿方面から淡島通り方面へ抜けるメインルートは、多聞小学校前を通る道路でした。小学校・幼稚園が近くに多く、速度制限が30キロの道路で道幅も狭く、保護者も不安が大きかったのではないでしょうか。
そこに、まるでバイパスが出来るかのように三宿通りが延伸したため、交通の流れも大きく変わってきそうです。筆者も自転車で多聞小学校前の道路から延伸した道路を走りましたが、三宿方面から淡島通りに抜けるのであれば、新しい道路を使うだろうと思える道路でしたよ。
三宿二丁目は、以前はここが突き当たりの丁字路でした。ここが十字路になり、池尻四丁目側に抜けられるようになりました。
制限速度は時速40キロです。
淡島通りと並行して遊歩道(北沢川緑道)があります。かつてはこの遊歩道がずっと続き池尻大橋まで抜けられたのですが、三宿通りが延伸されたため、信号を待って渡ることになります。
池尻四丁目付近は高低差があります。自転車等は通れない自動車専用の道路と、自転車や歩行者が通る側道に分かれます。
同じ側道ですが下代田東交差点から三宿交差点方面を向いています。こうやって見ると結構高低差があるのがわかるのではないでしょうか。
側道の制限時速は30キロ。
側道が終わると自転車は歩道と合流できます。道路幅が広いので、車道を走ってもそこまで自動車に迷惑はかけなさそうです。
自転車と歩行者のエリアが分かれていて通りやすい歩道ですね。
モーセの海割りのように三宿・池尻を縦断した三宿通り。きっと日頃の交通・子供たちの安全・災害時の対処に役立つ道路になるでしょう。