【ガンプラレビュー】SD三国創傑伝 張飛ゴッドガンダム
「SDガンダムワールド 三国創傑伝」より、破天荒かつ大胆、十分な戦闘力を備えながら失敗も多いおっちょこちょい「張飛ゴッドガンダム(チョウヒゴッドガンダム)」をご紹介します。
「三国創傑伝」は海外で先行していたシリーズで、国内では今年(2021)から本格展開となります。
■全体像
その名の通り「ゴッドガンダム」をモチーフとした「張飛」です。
フレーム部分は「劉備ユニコーンガンダム」と同じパーツで構成されています。
全体的な構造も、おおむね同等です。
■パーツ構成
パーツ構成は、成形品が7枚に、シールが1枚。
ポリキャップは使われておらず、関節はそのほとんどがKPS素材による接続です。
また、シールは紙製で非常に破れやすく、基本的に張り直しはできません。
※ KPS:強化ポリスチレン(バンダイオリジナルブレンドの新素材)
■キットの内容
- 本体
- 陀矛(背中に装着済み)
■装備
陀矛(ダボウ)
蛇のように、くねった刃をもつ矛ですです。
背中に3つある3mm穴のうち、中央に接続されています。
一体成型で、特にギミック等はありません。
標準の握り手で、左右いずれにでも保持可能です。
■各部の詳細
頭部は、前後スイングできるボールジョイントで接続されています。
陀矛を装着していなければ、大きく前後出来ます。
腕部は、前に引き出せるボールジョイントです。
腕部側の芯が長いので、ソコソコ動きます。
腕部自体の構造は、すべてがボールジョイントによる接続で肘には関節がありません。
胸部にはクランク状の関節があり自然な感じで前後できます。
腰部には、上半身、脚部、フロントアーマーが、ボールジョイントでつながっています。
股下には3mm穴があるので、スタンドは一般的な丸軸タイプを使用可能です。
SD相応ですが、開脚幅も悪くありません。
脚部は、足部、サイドアーマーが、ボールジョイントで接続。
アンクルアーマーは足部と一体化したデザインです。
膝は、90度ほど曲がります。
実際は周辺のパーツが干渉しますが、それでも十分動きます。
接地性は、まぁまぁですね。
アンクルアーマーが固定なので、劉備や関羽より動かしやすいです。
■アップを数枚
以上、SD三国創傑伝「張飛ゴッドガンダム」のレビューでした。
■まとめ
- 劉備、関羽らと同じ共通フレームが採用されています。
- 物理的な干渉が少なく、先の2人より動かしやすい印象です。
- 組み立てに工具は必要ありません。(タッチゲート仕様)
- 難易度低めで初心者さんにもお勧め!
- シールは非常にやぶれやすいので注意しましょう!