信州では、豊かな自然環境を保育に取り入れて生かす幼稚園や保育園が数多くあり、県では、2015年から「信州型自然保育認定制度」の「信州やまほいく」がスタートしています。

長野市の方にとっては、自然保育と言って思い出されるのは「こどもの森幼稚園」だという方も多いのではないでしょうか。

園舎が飯綱高原にあり、木々に囲まれた素晴らしい環境にある幼稚園です。

こどもの森幼稚園には「つぼみ子育てサロン」という未就園児の活動もあり、うちの子も「つぼみ子育てサロン」に2年間お世話になったことを懐かしく思い出します！　

がっつり3年間自然の中で遊ぶ体験は、人間として立つための、一番の芯の部分を太く強く育ててくれます。

チラシにも記載があるように送迎バスがありますので、広い範囲からこどもの森幼稚園を選んで通うご家庭が多くいらっしゃいます。

以前、ご縁があって、こどもの森幼稚園の保護者の会である「どんぐりの会」の「学び班」さんから、映画「杜人」の上映会を開催することをお聞きしました。

こちらの上映会は9月21日に開催され、檀田地区センターとこどもの森幼稚園を会場に、計3回上映したそうですが、各回満席だったそうです！

コンクリートで締め付けられてしまった大地に少しでもその流れを取り戻そうと30年間地道な仕事をされてきた造園家・環境再生医 矢野智徳氏を追ったドキュメンタリーです。

今回は、この「杜人」上映会とセットで企画した「大地の再生」ワークショップの参加者を募集しているそうです。

こどもの森幼稚園の園庭で、こどもたちと一緒にスコップを持って作業をします。保護者でない方も参加できます！

ご自宅のお庭のお悩み・・・例えば庭木が元気がない、いつもぬかるむところをどうにかしたいなどなど、身近なところから大地の再生の手法を知る機会です。

「大地の再生」関東甲信越支部長の赤尾和浩さんを講師に、重機をつかった大掛かりな作業も行う予定です。

21日（土）は既に定員に達しているそうですが、22日（日）はまだ空きがあるそうです。

移植ゴテ、ノコギリガマ、大きいスコップなどを使ってどんなワークショップになるのか、興味津々です！

ちなみに、矢野智徳さんがどういった手法で大地の再生をされているかは、「杜人」の公式サイト内にある動画が理解の参考になると思います。

こどもの森幼稚園を会場にワークショップが行われますので、興味があって幼稚園の雰囲気を知りたい方にも良い機会だと思います。

上記の通り、ワークショップ後は懇親会もあるそうなので、この機会に講師に聞いてみたいことを質問してみてはいかがでしょうか？　開催間近なので、参加お申し込みの場合はお早めに！