【葛飾区】可憐な紅紫色の花が一面に咲き誇る!水元公園の「水辺のさと」でミソハギが見頃を迎えています
豊かな水郷景観を持つ水元公園の「水辺のさと」では、湿地や水中に生育する植物が大切に守られています。
現在、水辺のさとの中心部にある「水生生物展示池」のエリアでは、ミソハギの花が水辺を紅紫色に染めており、訪れる人の目を楽しませています。
水辺のさとがあるのは水元公園の南東部。小合溜でかつて見られた、豊かな水辺環境を再生するための保全区です。このエリアへの自転車の乗り入れは禁止されています。
「水生生物展示池」は保全区の中心部、金魚展示場のすぐ東にあります。
6つの展示池が並ぶ、緑豊かな水生生物展示池のエリアに足を踏み入れると、色鮮やかなミソハギが群生する様子に圧倒されます。
湿地を好み、高さ1メートルにもなるミソハギが、水辺に彩りを添える様子は華やかで涼しげです。
ミソハギの先端部に近寄ってよく見ると、小さな6弁の花のひとつひとつが可憐です。
花にはたくさんのセセリチョウが集まり、盛んに蜜を吸っています。水辺を飛ぶトンボが、ミソハギに止まる様子も時おり見られます。
展示池のひとつでは、絶滅危惧種の水生植物「ヒメコウホネ」も咲いています。水面から伸びた茎の上に咲く、黄色い花がはっとするほど可憐です。こちらもお見逃しなく。
水生生物展示池の水辺に咲き誇るミソハギを見に、ぜひ水元公園を訪れてみてくださいね。優しい紅紫色に癒されます。
名称: 都立水元公園「水辺のさと」
所在地: 東京都葛飾区水元公園
アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から京成バス(金63)で「水産試験場跡」下車 徒歩約3分(土・日・祝のみ運行)
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html
【関連記事】
【葛飾区】今年は当たり年!絶滅危惧種のオニバスが、水元公園の「オニバス池」で多数の花を見せています(2022/7/14)
【葛飾区】鮮やかなハスの花が見頃!水元公園の「ハス池」をどこまでも彩る大輪のハスが涼しげ(2022/7/13)