季節に合わせたお世話の方法!〜春夏秋冬を快適に過ごすためのポイント〜
はじめに
私たちが季節ごとに過ごし方を変えるように、インコちゃんにとっても季節に合わせたお世話の方法があります。今回はインコちゃんが春夏秋冬を快適に過ごすための大切なポイントについてお伝えしていきます!
1.【春】季節の変わり目の気温変動に気をつけて!
春は気候も良くなりインコちゃんにとって過ごしやすい季節です。しかし、日によっては寒さが戻ることもあります。そのため、冬にヒーターなどで暖かくしてあげていた場合は、急にヒーターなどを外さないようにしましょう。
また、インコちゃんは1年を通して羽が生えかわりますが、春から夏には換羽期(古い羽が新しい羽に生えかわる期間)があります。換羽期の間は体力が落ちてしまうので、カロリーの高いエサをあげるとよいです。ちなみに、春はヒナをお迎えするのにオススメの季節となります♪
2.【夏】食物管理と暑さ対策をしっかりと!
梅雨から夏にかけては、私たちが食中毒に気をつけるように、インコちゃんの飲み水や青菜も傷みやすい時期です。そのため、ケージは常に清潔を保つようにして、エサや青菜はこまめに新しいものへ交換するようにしましょう。また、水も1日2回は入れかえた方がよいです。
また、夏の昼間は室内であったとしても大変な暑さとなります。窓を少し開けるか(※放鳥中は、安全のために窓を閉め、エアコンで室温管理する方が望ましいです)、軽くエアコンをかけるとよいでしょう。ただし、ケージに直接エアコンの風が当たらないように注意して調整することが大切です。
3.【秋】1日の温度差に注意!
秋になり室内で暖房器具などを使い始めると、リビングなどの部屋では、昼と夜とで室温に大きな差が出てしまうことがあります。その場合、インコちゃんのケージは温度差が少なくなる工夫が必要です(例:ケージを部屋の角に配置するなど)。
また、食事はカロリーの高いエサを配合し、冬に備えて体力をつけてあげるようにしましょう。
4.【冬】発情させないように事前対策を!
インコちゃんが寒さから羽をふくらましている時には、ケージを保温してあげることが大切です。また、寒い時期に産卵してしまうと卵詰まりを起こしやすくなります。なので、冬の間は、ケージに巣箱は入れずに発情を抑えてあげるとよいでしょう。
さらに、インコちゃんが中南米やアマゾン産の場合、適度な湿度も必要となります。湿度を保つためには、加湿器を活用したり、時々水浴びをさせてあげるなどしましょう。
いかがでしたか?上記を参考にしていただきながら、インコちゃんにとって快適な春夏秋冬ライフをサポートしてあげてくださいね!