【上田市】元禄年間創業の蔵元による限定の純米吟醸「互 GO」の新酒が12/20に発売されました。
元禄年間(1688~1704年)創業の沓掛酒造といえば、長年愛されている福無量シリーズで地元ではおなじみですね。今回紹介しますのはその沓掛酒造の、もう一つの販売店限定シリーズです。
「上田の地酒を更に旨い!と言ってもらいたい」という酒蔵の想いに賛同した、4軒の酒販店と蔵元の「五」社がタッグを組み、約2年の歳月をかけ商品化した「互 GO」シリーズ。
人の目が届くように、600kg仕込みの小さなタンクで基本に忠実に手間暇をかけて造るため、1本のタンクから1800ml換算で650本しか取れません。
原料米は上田市産ひとごこち100%。酒販店の情熱と蔵人の技が調和しあって、爽やかな酸が酒の旨味に溶け込んだ、飲み口の優しい純米吟醸無濾過生原酒です。
様々なシチュエーションでお互いに酌み交わして頂きたい、という願いから「互 GO」と命名されたシリーズ。ラベルの背景に書かれている文字は、酒造りの際の杜氏の歌だそうです。
また酒銘には野球関連用語が付けられています。「先発」「中継ぎ」「抑え」「隠し球」「リリーフ」など、熱戦をそれぞれ味わいに表現しています。
2024年12月20日、今年の先陣をきって「先発」が発売されました。杜氏によれば「出だしの立ち上がりも良いですが、半年経過した頃の味わいもおススメです。」とのこと。
「互 GO」シリーズを購入できる酒販店は以下の通りです。(「先発」の取り扱いのないお店もありますので、各店にお問い合わせ願います。)沓掛酒造の直売所「郷の蔵」では購入できませんので、ご注意ください。
共同開発をされた上田市内の酒販店4軒
このうち酒の原商店には、「互 GO」がしっかりとしみこんだ「日本酒ケーキ」もあります。