印野の分かりにくい場所にありながら、いつも賑わっている『お食事処 魚啓』。
TVなどでも度々取り上げられているほどの人気店です。
デカ盛りとしても有名ですが、毎朝沼津の魚市場から直接仕入れた鮮度抜群の魚介類を使用した海鮮丼が旨い！
値段はそれなりにしますが、大きさとおいしさを加味すれば全然ありだと思います。

今日は夕飯時に訪ねてみました。こちらは惣菜売り場の入口。

お刺身やてんぷらなどが販売されています。今日は来た時間が夕方だったので種類はかなり減っていました。

そしてのれんがかかっている入口が食事処の入口です。

時間は19時を少し回ったところですが、店内はテーブル席1席と座席が2席開いているのみでお客さんが沢山いました。さすが人気店。待ちでなくて良かった。

単品、一品料理もありますが、定食類が人気です。定食には大きな器のみそ汁と茶碗蒸し、漬物が付いてきます。

店員さんのおすすめは『日替わり丼（￥1500）』です。日替わり丼の内容はカウンター横のホワイトボードで確認する事ができます。

本日の日替わり丼はこんな感じでした。色とりどりに盛られた丼は見た目も綺麗です。その時その時の旬の魚介が盛られた日替わり丼は一杯でいろんな味を楽しめて大満足の一品。

好きなものだけをお腹いっぱい食べたい私は『ネギトロ丼（￥1320）』を注文しました。

分厚く盛られたネギトロはまさに至福としか言いようがありません。くさみがないので、口の中でゆっくりと口に含むととろける脂と旨みを味わいます。

ご飯も大盛ですがネギトロも大盛なので配分を考えずに食べられるのも嬉しい。

ちなみにこの大きなみそ汁はプラス200円であら汁に変えられます。
あら汁とみそ汁、見た目はほとんど違いがありませんが一口飲んでみると、味の違いが明確です。濃縮された魚介の旨みが染み出たあら汁にもみそ汁にもワカメと油揚げ、野菜がたっぷり入っていて、みそ汁を飲むというよりも食べるという表現の方がふさわしいと思います。
海鮮丼で不足した野菜の栄養素を補うように配慮されているのかもしれません。

そして、茶わん蒸しも脇役ながら出汁がきいていておいしいです。丼やみそ汁と比べると小さめの茶わん蒸し。お腹いっぱいでも、おかわりしたくなるほどの美味しさです。

「ごちそうさまでした」と席を立つと、カウンター越しに板前さんたちが声を揃えて「ありがとうございました」と返してくれました。

まるで漁場のような活気のあるお店の雰囲気と、さっぱりと冷たい活きの良い海鮮をお腹いっぱい食べ終えると、夏バテ気味だった体が元気を取り戻したように感じました。