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【あなたは大丈夫?】感情コントロールできない人の5つの特徴を解説

もあ指導しないゆる保健師

あの人いっつもイライラしてるなあ
なんで人前で泣いちゃうのかしら

人に対してそう思うことはありませんか?

あるいは、自分自身がそのようになっていると自覚するこはありませんか?

身近に感情のコントロールができない人がいるけど、自分は大丈夫だろうか…と不安になってしまう方もいることでしょう

この記事では、感情コントロールができない人に共通する5つの特徴について具体的に解説していきます。

自分も感情コントロールできない人になっていないか心配だ…

という人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

感情コントロールできない人に共通する特徴とは?

感情コントロールができない人には気持ちの言語化物事を俯瞰することの苦手さがある場合が多いです。

※俯瞰⇒全体をみること

口下手だったり、自分の気持ちをしっかり分かっていない場合もありますね。

ざっくりと挙げる5つの特徴は次の通りです。

特徴1:何に対しても「判断」している
特徴2:主語が大きい
特徴3:白黒つけたがる
特徴4:自信がない
特徴5:視野が狭い

目先のことにとらわれないことがとっても大切です。

それでは、ひとつずつ詳しくみていきましょう!

特徴1:何に対しても「判断」している

感情コントロールができない人はなんでもかんでも『判断』しています。

人間の脳は、1日におよそ1万回以上もの判断をしている、といわれています。

判断の回数が増えれば増えるほど脳疲労が蓄積し、感情をコントロールする脳の部位が働きにくくなってしまうのです。

自分が関与しなくてもよいことにまで首を突っ込んだりしていませんか?

・噂話に興じる
・SNSをなんとなく見る
・人の行動に自分の意見を述べる

こういった行動を繰り返すと必要以上に判断の数が増え、脳疲労が蓄積してしまい、感情コントロールができないという事態につながってしまいます。

自分に関係ないことで脳の判断回数を増やさないよう注意しましょう。

特徴2:主語が大きい

感情コントロールができない人は、主語が大きい場合が多いです。

ひとつの物事をみて一時が万事だと思ったり、ある人の言動をみて同じような属性の人はみんなそうだと考えたり。

・みんな言ってる
・姑って本当に~
・男って本当に~
・B型って~
・○○県の人って~
・金持ちって~

こうやってバイアスにとらわれてしまっている人が周りにいませんか?

※バイアス=偏見

あなたは大丈夫でしょうか?

ぶっちゃけ、バイアスというのは脳の手抜きです。

自分が属する集団以外のグループ外の人たちを○○な集団と細かいこと考えずに処理できるんですからね。

脳のコスパ的にはいいんです。

だけど、それだと自分の感情コントロールは疎かになり怒りや憎しみを感じやすくなってしまうんですよ。

だって、自分以外のグループに属する人が問題を起こすたびに同じような属性の人へのマイナス評価がたまっていくんですから。

バイアスにやられそうになっていないか?
今自分主語大きくなってないか?

感情コントロールができない、と不安に感じる場合は、ふとした時に自分の主語がどうなのか考えてみましょう。

特徴3:白黒つけたがる

精神的に未成熟な人ほど、曖昧さを許せません。

心理学では、『曖昧さ耐性』という言葉があります。

大人と子どもでたとえてみます。

大人と子どもの違いは、加減が分かるかどうかです。

目の前に大好きな料理が運ばれてきたとき

これくらいでもうお腹いっぱい

とやめられるのが大人

お腹を壊すまで食べ続ける

のが子ども。

アンパンマンをみて

この回についてはバイキンマンにも一理ある

と思う大人と

悪者は悪者!アンパンチでやっつける!

となる子ども

まだ自分でなにもかも判断するのは難しいから親は子どもの安全に気を配ります。

薬や植物など、少量であれば身体にいい効果をもたらすが大量摂取すれば危険な毒となるものなども存在しますよね。

つまり、しっかりとした加減がわからないうちは白黒つけた方が安全だし便利なんです。

人間に対しても、判断力が磨かれてくると敵や味方だけではすべては決まらないんだと受け止められるようになってきます。

グレーな部分といいますか。

その曖昧さを受け入れず、白黒つけようとすると必ず無理が生じ、場合によってはゆがんだ正義感が生じてしまうこともあるのです。

まずは、この世界は黒か白だけで決まるわけではないんだということを受け入れることが大切でしょう。

すべてのことがハッキリ割り切れるわけがないんです。

特徴4:自信がない

感情コントロールができない裏には、自信のなさが隠れている場合もあります。

特に怒りの感情は、防衛感情と呼ばれ身を守るための感情だと言われています。

自信があれば、冷静に論理的に物事を考えることができるはずです。

・自分の権利が害された

・自尊心が傷つけられた

・自分を軽んじられた

こうしたときはつい感情的になりがちです。

人からの評価に振り回されないよう自信をもっていきたいですね。

特徴5:視野が狭い

感情のコントロールができない人は頭の中に浮かんだマイナスな出来事が今一番大きな問題だと受け止めがちです。

視野が狭まって、同じことばかりくよくよ考えてしまうんですね。

そしてどんどん不安になってしまう。

・考えても答えがでない

・そのことしか考えられない

・答えが出るまで考えようとする

考えても仕方がないことは考えても無駄なんです。

時間がもったいないんです。

そして考えるほど脳疲労がたまってさらに悪循環…

動いたり考えたりすれば結果が出る、変わることから取り組んでいきましょう。

視野を広げればやることはたくさんあって、忙しいしあなたの人生は充実しているはずです。

まとめ:感情に支配されず、感情を楽しもう!

感情があるのは、知性のおかげです。

せっかく人間だけに与えられた特権なんですから、振り回されるよりも楽しみましょう!

世の中にはいろんな考え方や出来事があり、すべてが思うように割り切れません。

・そんな考え方もあるか

・そういうこともあるか

・その時考えればいいや

こうやって曖昧さを楽しみ『判断』する回数を減らしていきましょう。

まずはできることから対策をうって、気持ちの平穏を手に入れましょう!

生活や声かけの中に少しずつでも取り入れていくと、自分の気持ちも子どもの行動もガラッと変わります。

これからも理性的な子どもに育てるための情報を発信していきます。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

指導しないゆる保健師

子どもの笑顔が増える楽メンタル☆.*子どもの理性を育てて、穏やかで充実した子育てライフを送ろう!脳科学×心理学、たくさんの家族と関わってきた経験をもとに子育てに役立つアレコレを発信していきます♪毎週金曜日21時30分更新(不定期更新あり)保健師&ライターとして活動中です(^-^)

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