【横浜市】もはや酒屋?「狂ったセブン」コロナ禍乗り越え今日もクラフトビールだらけ
通称「狂ったセブン」。横浜ハンマーヘッドにあるコンビニエンスストアだ。クラフトビールを中心とした豊富なアルコールの品ぞろえから、こう呼ばれている。コロナ禍を乗り越えたコンビニの今を紹介する。
国内外のクラフトビールを600種類以上(!)揃える。色とりどりのラベルから選ぶ時間は、さながらアート鑑賞だ。
「こんなにビールがあるなんて狂ってるぜ!!」という、飲んべえ歓喜の声が聞こえてきそうだ(いや、自分の心の中に聞こえる)。
このコンビニ、決して「趣味の店」ではない。
海に面した絶好のロケーションで、行楽客で賑わう横浜ハンマーヘッド(2019年10月開業)。それだけにコロナ禍の打撃を大きく受けた。駅前や住宅街にあるコンビニとは違い、近所の人がふらりと弁当や総菜を買いに来る立地とは言えない。
そんな中、店の売上を支えたのがアルコールだった。普通のビールに始まり、品数は徐々に増えた。種類が増えるとビール好きの客も増えて、益々ビールの情報がここに集まる。コロナ禍の「家飲み」「宅飲み」のために、ハンマーヘッドに走った人は少なくない。今や、クラフトビールの聖地としても有名になった。
ビールの冷蔵庫に反射するのもまたビール、という空間だ。
ベルギービール、多いねえ。
グラス、多いねえ。
アジアのビールも。タイガー、サンミゲール、バリハイ、レッドホースと。
もちろん、つまみにも事欠かない。
ジュースもあります(ドクターペッパー、多いねえ)。
横浜のクラフトビールも販売しており、土産物を買うにも心強い。横浜ハンマーヘッド内にある醸造所Number Nine Brewery(ナンバーナインブルワリー)のPale Aleビール「ハンマーヘッドエール」。
REVO Brewing(レボブルーイング、横浜市中区)のIPAビール「ONE」(写真右/手のデザインの缶)、横浜ビール(横浜市中区)が小田原の摘果みかんを使って醸造した「グリーンシトラスピルスナー」(写真左/グリーンの缶)。
クラフトビール店のSouthbound(サウスバウンド、横浜市中区)が、アメリカの醸造所The Virginia Beer Company(バージニアビアカンパニー)と作った、Hazy IPAビール「Yokohama Sunrise」(写真左上)。
2023年からは、株式会社Agnavi(茅ヶ崎市)が手掛ける日本酒一合缶のシリーズ「ICHI-GO-CAN」も取り扱っている。写真にある「盛升」「湘南」「菊勇」「いづみ橋」は、いずれも神奈川県内の地酒。こちらも神奈川土産としておすすめだ。
ビール選びに熱中するうちに、酒屋にいるような錯覚に陥った。コンビニは今日も、クラフトビール好きの地元客と観光客を吸い寄せている。
<店舗情報>
横浜ハンマーヘッド
住所:横浜市中区新港2-14-1
アクセス:馬車道駅から徒歩10分、みなとみらい駅から徒歩12分
横浜ハンマーヘッド ホームページ
※コンビニはハンマーヘッド南側の入口右手。店頭のクラフトビール銘柄は時期により異なります