【東京都北区】補修工事が完成し、綺麗になった豊島橋を見てきました。
隅田川を挟んで北区豊島5丁目と足立区宮城2丁目の間に架かっている豊島橋の補修工事のことを、2022年8月20日の記事でご紹介しました。
昨年の8月には、橋全体が補修用の囲いで覆われていました。
その後、この橋を見る機会を作れなかったのですが、先日、久しぶりに自転車で近くを通りました。下の写真をご覧ください。囲いは完全に取れ、豊島橋が再び姿を現していました(撮影2023年4月25日)。「としまばし」の文字も見えますね。
橋の東の袂、足立区宮城側から撮ったのが下の写真です。白く綺麗に塗り直された橋のアーチが見えます。
写真を撮ったのは午前9時頃でした。橋の上を車両がたくさん往来していました。
橋の上から見た北側、隅田川の風景が下の写真です。
昨年の8月には橋をびっしりと覆っていた、金属のパイプと木の板はすべて取り外されていました。
橋の西の袂、北区豊島5丁目側から撮ったのが下の写真です。
豊島橋、補修工事が無事完了して良かったですね。
ちなみに、荒川と隅田川の2つの川が隣接しているこのあたりは、昔「天狗の鼻」と呼ばれていました。
橋が架かる前は、北区側の豊島村と足立区側の沼田村を結ぶ渡船場で、豊島の渡・六阿弥陀の渡・中の渡・原の渡などと呼ばれていました。昔から、沢山の人が往来する場所だったのですね。
川沿いの土手には、かつての渡船場のことを解説する立札も設置されています。
1923年(大正12年)に江北橋が荒川に、1925年(大正14年)に現在補修工事をしている豊島橋が隅田川に架橋され、渡船場は無くなったようです。
【スポット情報】
◆豊島橋
東京都北区豊島5丁目18のあたりです。