【六本木】海外経験豊富なベテラン大将が握るニューオープンの高級鮨屋を食べレポ!
東京都港区六本木、ミッドタウンの近くに2023年10月ニューオープンの「鮨 龍馬(スシリュウマ)」。知り合いのお鮨屋さんのご紹介で行ってみました。オープン間もないお店ですが、海外経験が豊富のベテラン大将によるお鮨とお料理ともにすばらしく、良い食材をおいしく食べさせてもらったのでご紹介します。
鮨 龍馬
お店は六本木駅の出口からすぐの立派なビル内にあり、「割烹 龍馬」の間借り営業です。なので木金がお休み。
カウンターと座敷の個室があります。
メニューはおまかせのコース料理で、個室利用の場合は11,000円から、カウンターでは14,520円からです。(税込)
最初にアテがずらっと!
お酒に合うアテがこんなにずらりと出てくるとテンションが上がりますね。この日は、青森岩もずく・黄身おぼろ・胡麻豆腐・黒バイ貝甘煮・自家製明太子・クリームチーズ西京味噌漬けでした。というわけでお酒は…。
この日は友達のバースデーお祝いなので、シャンパンで乾杯し日本酒へ。黒龍の「いっちょらい」も飲めてゴキゲンです。
なんと!松茸とまぐろの手巻き
手渡しの巻物がこちら。芳香を放ちシャキシャキとした食感の松茸と熟成まぐろのマリアージュ。これは初めてですがおいしかった!
江戸前の熟成鮨
熟成鮨について論文を発表されている茅場町の名店出身の大将による握りが続きます。大将は海外経験も豊富なベテラン職人さんなので、卓越した技術によるお鮨が楽しめました。
17日熟成、やま幸、大間の本まぐろ
ドーンと登場したのは、日本一の鮪仲卸「やま幸(やまゆき)」から仕入れの青森・大間の本まぐろです。17日間熟成しているのでこのような状態です。
色が変わった部分は厚めに切り落とし、スタッフの家族が飼っているワニのエサになるそうです(笑)。ぜいたくですね!
そんな中から切り出された本まぐろ赤身のヅケがこちら。香りも良くねっとりとおいしい!
編集の都合で先にご紹介しますがこちらが大トロ。意外とすっきりとした脂でした。脂っぽく感じないけれどくちどけが良くておいしい。
お酒が進みます。おまかせで好みのものばかりが出てきてうれしい悲鳴。「紅桔梗」は開栓すぐで微発泡のキレも楽しめました。「作(ざく)」も大好き。
イクラの食べ比べ!
粒の大きさが左と右で違うのがわかりますか?左が銀鮭、右が秋鮭のイクラです。下に酢飯が入っています。イクラの割合がたっぷり!焼き鮭と同じく、銀鮭の方が好みでした。どちらもおいしいですけれどね!
トリュフも登場
3時間蒸したアワビと肝ご飯に燻製チーズ、トリュフがけ。リゾットみたいな味わいでした。リッチな味わいにうっとり。
あん肝ポン酢でいただく黒鯛
宮崎の究極の血抜きで熟成魚の旨味を引き出す「津本式」という手法があるそうで、このおかげで熟成魚もおいしくいただけるのだそうです。
芽ネギともみじおろし、あん肝入りのポン酢でいただきました。最高。
これぞ大将のスペシャリテ!
スペシャリテって、ここでフランス語を使うのもなんなのですが、この海老のお鮨、断面をよく見るとちょっと変わってるでしょう?
車海老とシャリとの間にボタン海老が仕込まれているのです。なので蒸した濃厚なうまみの車海老とボタン海老のぷるんとした味わいの両方が一度に感じられるというわけです。大将が海外時代に生み出した逸品。
もりもりの生うに軍艦
これでもか、というほどもりもりにのせてくれます。採算度外視?食べる方にはうれしすぎますけど。甘いうにでしたね~。
煮穴子とジャンボなめこの赤出汁、デザートにホオズキで終了です。ごちそうさまでした!
おわりに
いかがでしたか?ベテラン大将による本格的な熟成鮨。海外経験豊富なパフォーマンスもありで、高級食材をたっぷりおいしく楽しませてくれるお店です。六本木ということで、今後予約が取れなくなる前に、気になる方は一度行ってみてください。
お店データ
鮨 龍馬
東京都港区六本木7-13-8 六本木フュージョンビル 3F
18:00~23:00
木・金曜日定休
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