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【東日本女子駅伝】ランニングシューズチェック!

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|1985年から37回と歴史に歩む駅伝

 東日本女子駅伝は、北海道、東北6県、関東及び甲信越(新潟、長野、静岡)全18チームで、福島県福島市で開催され、全9区間・42.195kmを襷を繋ぐ大会。その特徴は、距離3kmの4区と8区には中学生選手を起用し、その他の7つの区間には高校生選手を最低3名以上起用するルールで開催されます。

|中学生や高校生のシューズのトレンドが垣間見れる

 全9区間中、最低5名が中学生・高校生が走るので、学生の選手たちの傾向が垣間見れます。その一つが様々なブランドを着用すること。男子実業団であればナイキを中心にアシックスと傾向がハッキリしますが、学生の方々は、まだまだシューズをトライアルしている段階なので、非常に興味深い。

Onランニングシューズ
Onランニングシューズ

|Onランニングシューズなども登場

 中学生区間は、ロードが経験が少ない世代。トレーニングシューズやスパイク以外は、ロード用の勝負シューズを改めて揃えるケースも少ないでしょう。そんな中、男子駅伝には見られない、On「クラウドモンスター」も登場。次世代アスリートが選んだシューズ。高校など進学していくと、様々な情報交換で、数年経過すると更なるブランドや浸透、躍進するのではないでしょうか?

ニューバランス「Fuelcellスーパーコンプペーサー」
ニューバランス「Fuelcellスーパーコンプペーサー」

|ニューバランス、ミズノや薄底シューズも

 全体的にはナイキのヴェイパーフライやアルファフライが多くシェア広げていましたが、アシックのメタスピードは半数近くを占める区間も、この2ブランドに偏るわけでなく、アシックスでも薄底シューズやニューバランスの「Fuelcellスーパーコンプぺーサー」、ミズノ「デュエルネオ」などバラエティーに富んでいる。

|トップランナーの影響も垣間見れるのでは?

 優勝した東京チームのアンカーは新谷選手。8区の中学生と襷渡すシーンで、学生の足元はアディダス。新谷選手もアディダスなので、憧れなのか?影響なのか?他の県もトップ選手からアドバイスも受けるので、シューズ選びに大きな影響を与えるでしょう。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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