【富士宮市】毎年春になると見事な桜を魅せてくれる~知る人ぞ知る西山の『天満宮』~
県道75号線芝川の橋を渡り、西山の小林工業テクニカルセンター手前を左折した約150mほど先の少し小高くなった場所に『天満宮』が鎮座しています。
コンクリートのような素材で作られた鳥居は、苔が生え年季を感じます。
鳥居の奥には石祠が一基、小さいのに風格のある姿で鎮座しています。西山の天満宮のことを調べてみましたが、由緒など詳細は不明でした。
『天満宮』と言う名前から、藤原道真公が祀られ、文化、学問などの御利益があると推測できます。
良く見ると、石祠の周りには石が積んであります。以前は神殿があった名残のようにも見えます。
今日、ここを訪れたのは、毎年県道75号線から見事な桜が見えるからです。
境内には、保存樹などに指定されていないのが不思議なくらいの桜の古木が2本、堂々とそびえ、色づき始めていました。
手作りであろうテーブルやベンチもあり、地元の方々はこの桜を毎年愛でているのかもしれません。
駐車場などはなく、なかなか行きづらい場所ではありますが、付近には西山本門寺をはじめ、歴史ある建造物や、私の大好きな柚野直売所、そば処黒門もあります。
春の暖かい陽気を感じながら、西山の自然と歴史、おいしいもの散策をしてみるのも楽しめると思います。
西山天満宮:富士宮市西山
アクセス:県道75号線を北へ進み西山の小林工業テクニカルセンター手前の十字路を左折した約150mほどの左手