高崎駅発着「中之条ビエンナーレの歩き方② 」四万温泉とそこで生まれたアートを巡る【高崎市】
現在開催中の国際現代芸術祭「中之条ビエンナーレ2023」は、いよいよ会期後半となりました!
今日は「高崎駅発着の電車・バスで中之条ビエンナーレ2023をどれだけ楽しめるのか?」の後編。四万温泉エリアをご紹介します!
「中之条ビエンナーレ2023」9月9日~10月9日(月/祝)
中之条市街地エリア・伊参エリアを楽しんだ後、四万温泉エリアへ向かうプランです。
★中之条市街地&伊参エリアを鑑賞し《四万温泉に1泊》四万温泉エリアを満喫♪
つむじ ー博物館前バス停 ー(路線バス 950円)ー 四万温泉 ー(宿泊)ー四万温泉エリア見学ー 四万温泉バス停 14:35ー(高速バス 1500円)ー 高崎駅着 16:50
四万温泉行きのバス停は、つむじ前に「博物館前」上之町商店街前に「上之町」があります。
※注!四万温泉線(中之条ー四万温泉)は10月から100円値上げが予定されています
参照:関越交通HP/ 時刻表・運賃表
★中之条市街地から《四万温泉に1泊》四万温泉エリアを満喫♪
四万温泉エリアは「旧第三小学校」に多数の展示があり、そのほか積善館周辺に2箇所、奥四万ダム方面に2箇所の展示があります。
四万温泉エリアも広いです。ご紹介する内容を参考に興味に合わせてアレンジしてくださいね。
四万温泉エリアの歩き方(サイクリング・ウォーキング)
四万観光協会でレンタサイクルー積善館周辺ー日和見公園ー奥四万湖ーLULUDーレンタサイクル返却ー(徒歩)ー旧第三小学校ー山口バス停ー(高速バス)ー高崎駅
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朝10時。四万温泉協会でレンタサイクル「四万チャリ」を借ります。(GoogleMap)
四万温泉協会から四万温泉エリア最北の展示会場「日向見公園」へ向かいます!
「日向見公園」は四万川ダム直下にあります。(GoogleMap)
いきなりですが、四万温泉協会からすぐの「桐の木平」バス停近くにある”焼きまんじゅう島村”で炭火焼の焼きまんじゅうを朝食に1本いただきました。
レトロモダンな雰囲気で人気の”柏屋カフェ”も10時開店でしたが、今回は時間を惜しんで焼きまんじゅうです。
その後、2軒先の”篠崎商店”の店頭にベーカリーのパンがいろいろ並んでいるのを発見!
”ベーカリー あにまーと”で当日の朝に焼いたパンだけが並ぶそうです。
四万温泉エリアは商店が少ないので朝から焼きたてパンを買えるなんて貴重!おやつ用に2個購入しました。
商店街(?)を抜けて「萩橋」を渡ると…
「四万温泉」バス停と休憩所があります。路線バス・高速バスはこちらが始発・終点です。(GoogleMap)
四万温泉の代表的なフォトスポット「積善館」で日帰り入浴も良いですね。
四万温泉エリアは道幅が極端に狭い箇所があります。昔から変わってないのでしょうね。
四万温泉バス停から ㉕日向見公園までは、四万川沿いに1.7kmほどの上り坂。
ウォーキングが好きな方は四万川のせせらぎを聴きながら歩いてみてください。
奥四万ダム直下にある ㉕日向見公園に到着!公園でおやつのパンを食べます。
四万温泉バス停からここまで3ヵ所のアートを見学しながら 電動アシスト自転車で20分ほどでした。
お天気が良ければ ダムの上から奥四万湖の"四万ブルー"を眺めてみましょう♪
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「おちあいばし」まで戻る道沿いに”アートと温泉ホテルの融合”をコンセプトに掲げるLULUDがあります。(GoogleMap)
LULUDでは宿泊客でなくても自由に見学できる素晴らしいアートを展示しています。(公式HP参照)
中之条ビエンナーレ2021 西島雄志さんの【吉祥 kichi-shou】です!(公式HP)
プレBIWAKOBIENNALE2022では 世界遺産「二条城 二の丸御殿台所・御清所」で展示された作品です。
四万を訪れたら必見です!(LULUD HP)
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四万観光協会に戻り、レンタサイクルを返却します。
四万温泉エリアのメイン会場「旧第三小学校」へもレンタサイクルで行きたいところですが、旧第三小学校手前の坂は車でも不安になるほどの激坂なので、徒歩で向かいます。四万温泉協会からは約650mです。(GoogleMap)
四万の自然と古い木造校舎とアート。各部屋すべてが興味深い空間。
圧巻!(いくらまりえ《HELLO》メイキング映像 YouTube)
四万温泉エリア 画像*Instagram(ナンバーは公式MAPに対応)
㉒まりや ㉓大黒屋 ㉔日向見公民館 ㉕日向見公園
SHIN湯治 LULUD 常設展示 西島雄志『吉祥』
㉑ 旧第三小学校
以上で四万温泉エリアの展示はすべて鑑賞し、温泉や観光スポットも楽しめました♪
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旧第三小学校から坂を下り、近くの「山口」バス停へ。(四万やまぐち館前 GoogleMap)
ベンチも多めに設置されているのでここから高速バスに乗車すると便利です。
「山口」バス停14:37発。始発の「四万温泉バス停」は14:35発です。
★高速バス「高崎・伊香保・四万温泉号」は事前予約&座席指定しましょう!
空席がある場合は当日の利用も可能ですが、乗車できないと路線バスで中之条駅まで行き、電車で帰ることになります。
詳細は 関越交通HPでご確認ください。
四万温泉バス停や桐の木平バス停周辺に宿泊する場合は、宿に荷物を預けて「旧第三小学校」を先に見学する方が楽かもしれません。
LULUDに宿泊する場合は日暮れ前にチェックインできるよう計画してください。四万温泉バス停から徒歩15分ほど。周辺は夜はとても暗いです。
中之条ビエンナーレ2023 「コスモグラフィア ~見えない土地を辿る」
アーティストが見知らぬ土地に身を投じて制作するということは、自身の目で見ること、感じて想像すること、それを形にして伝えるという「見えない土地を辿る」行為と考えます。
生み出された作品を通じて見えてくる世界は、どのように光を放ち形づくられるのでしょうか。
地域の文化や風土に触れて、現代の地誌として描かれた新たなCosmographiaが、不透明な世界に示されたひとつの道標として見えてくることを願います。
総合ディレクター 山重徹夫(中之条ビエンナーレ2023公式HPより抜粋)
あなたも中之条ビエンナーレにふらっと訪れて、見えない土地を辿ってみませんか?
アーティストが生み出した作品と静かに向き合って何を感じるか試してみませんか?
山間部をドライブするのは不安…という方が「高崎駅から電車やバスで行ってみよう!」と行動するヒントになればうれしいです。
【詳細情報】
中之条ビエンナーレ2023
公式HP. .公式Instagram
※交通機関の時刻・料金等は公式サイトにてご確認ください