【ご当地カップ麺】凄麺「青森 煮干中華そば」実食レビュー
気になるご当地カップラーメンを紹介します。
ご当地カップラーメンを多く販売しているニュータッチの「凄麺」シリーズ。麺がカップ麺とは思えないほど美味しいだけでなく、スープもご当地の味を忠実に再現していると評判のシリーズです。
今回は凄麺シリーズの「青森煮干中華そば」266円(税込)を実食してみました。
余談ですが、青森市内のご当地ラーメンは煮干しが特徴の「津軽ラーメン」と味噌・牛乳・カレーを絶妙にブレンドした「味噌カレー牛乳ラーメン」の2種類に人気が分かれます。今回は「津軽ラーメン」を再現しています。
「味噌カレー牛乳ラーメン」がどんな味なのか、気にはなりますけどね…
醤油は地元青森の「ワダカンの醤油」を使用しています。
1食(104g)あたり310kcal。食塩相当量は8.4g(めん・かやく2.5g、スープ5.9g)です。
原材料を確認すると、魚介粉末や煮干しエキスなどの魚介系の出汁だけでなく、ポークエキスやチキンエキスも使用されています。
凄麺特有のノンフライ麺です。調理時間は4分かかります。
後入れの液体スープの他に後入れのかやくとお麩がはいっていました。お麩は東北や北海道などではポピュラーな具材らしいです。関東ではあまり見かけないですね。
こちらが調理後の「青森 煮干中華そば」。煮干しなどの魚介の香りが漂ってきます。
スープは煮干しをしっかり感じられる本格的な味。ポークやチキンエキスなどの動物的な香りはあまりよく分かりませんが、醤油自体はキレが良く、キリっとした味わいです。キレの良い醤油と魚介系の出汁は相性が抜群ですね。後味最高でした。
細麺に近い中太麺はプリッとしたコシがあり、スープに負けていない味です。お店の麺と派まではいきませんが、市販の生麺と変わらない美味しさを感じられます。ノンフライ麺のため魚介系のさっぱりしたスープを邪魔していないところもいいですね。
関東ではラーメンの具材として馴染みの薄いお麩ですが、煮干しの出汁が効いたスープを吸って、味わい深い。チャーシューやネギなどのトッピングも豪華で美味しかったですが、筆者としてはお麩が一番合っていたような気がします。魚介系スープとの相性の良さに驚きですね。
お麩は面白いトッピングでしたが、煮干し出汁の効いたスープとストレート気味の中太麺は王道のラーメンでした。
ごちそうさまでした。
<詳細情報>
商品名:ニュータッチ 凄麺 青森 煮干中華そば
参考価格:266円(税込)