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【富田林市】滝谷駅にある長椅子の工事が終わりましたが、本当は駅の耐震工事が行なわれていたのです。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

滝谷駅といえば、富田林市で最も古い鉄道の駅で、今の駅舎も歴史を感じますね。

3月中旬に滝谷駅方面に用事があったので、電車を降りて駅の改札に向かったのですが、

このように改札を出たところにある待合用の椅子が工事していたのです。

まもなくできるであろう椅子ということもあり、完成したらご紹介しようと思っていました。

ちょうど休憩時間だったのか、誰もいなかったのでいつ終わるかはわかりません。そこで終わりそうなタイミングを予想しました。

それから2週間くらい過ぎ、また滝谷駅方面に所用があったので降りました。

さて、工事は終わっているかなということで改札を出ると、

このように工事は終わり塗装もされていました。予想が当たり一安心。画像の撮影前には椅子を利用している人の姿もありました。

改めてみてみましょう。工事中は木の色が見えていましたが、茶色く塗装されています。

座り心地もよさそうですね。

と思っていたら、工事関係の人がいらっしゃいましたので、少しお話を伺いました。

驚いたことに椅子は前の日まではカバーをかぶせていて、この日正式に完成したというのです。

あとは責任者の方が駅に来てから、工事の出来具合の確認をして終わるという何ともグッドなタイミング!

それだけではありません。今回の工事は椅子の工事ではなく、駅そのものの補強工事だったのです。

画像の中央に金属柱が2本ありますが、これが耐震工事のために新たに設置されたもの。

改めて椅子を見ると、椅子の上に白い柱が4本出ていますね。実はこの柱も駅の耐震補強のために設置したものだったのです。

つまり補強用の柱を設置するために古い椅子を壊して、4本の柱と新しい椅子を設置したという工事だったとのこと。椅子の工事だけだと思っていただけに驚きました。

耐震の補強が終わった滝谷駅の前には、春らしく、ちょうどかわいいチューリップが咲いていました。

美しいチューリップは、残念ですがそのうち枯れてしまうでしょう。手前や奥の花も同じです。

しかし、駅が簡単に壊れてしまっては困ります。こうして駅の補強工事が終わったので安心して通勤通学に利用できますね。

南海滝谷駅
住所:大阪府富田林市須賀2丁目26番1号
アクセス:南海滝谷駅直結

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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