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GW初日から警報級の大雨 道路が川のようになる恐れも

冨永幸気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属
(写真:アフロ)

 大型連休初日は大雨となりそうです。前線を伴った低気圧が西日本から東日本へ進み、低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。東海3県では、29日はほぼ一日雨で警報級の大雨になる恐れがあります。

(ウェザーマップ)
(ウェザーマップ)

 29日昼前からは局地的に雷を伴って1時間に30mm~40mmの激しい雨が降りそうです。激しい雨とはバケツをひっくり返したような雨で、傘をさしても濡れたり、道路が川のようになったりするほどの降り方です。

(ウェザーマップ)
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(ウェザーマップ)
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【予想される雨の量 24時間】※名古屋地方気象台 28日午後4時発表 一部

(29日午後6時までの多い所)

  愛知県:170mm

  岐阜県:170mm

  三重県:200mm

(30日午後6時までの多い所)

  愛知県:50~100mm

  岐阜県:およそ50mm

  三重県:およそ50mm

 雨量が多くなると地盤が緩み、がけ崩れなどのリスクが高くなります。急な斜面には近づかないようにするなど、土砂災害に警戒してください。また、アンダーパスなどの低い土地の浸水や河川の増水にも注意・警戒が必要です。

 連休初日は家でゆっくりし、これからの雨の季節に備えて防災グッズを見直すなどしても良いかもしれません。

気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属

奈良県出身。学生時代に最先端の科学授業を受講したことで、地球温暖化などの環境問題を入口に気象に興味を持つようになる。一度就職したものの「やはり気象の仕事がしたい」と思うようになり、2016年3月に気象予報士を取得。2017年からは宮城県、2019年からは愛知県で気象キャスターを務める。現在は名古屋テレビ放送の「ドデスカ+」と「ドデスカ!」で東海3県の天気予報を伝えている。テレビでは伝えきれない天気や季節の話を発信していきます。

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