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【下諏訪町】土曜日は満席になることも多い人気店「本田食堂」で極上ランチ!

マータ地域クリエイター(茅野市・諏訪市・岡谷市・諏訪郡)

こんにちは。今回は、以前から評判が高く行ってみたいと思っていた下諏訪町にある本田食堂をご紹介します。

週末は予約で満席になることが多い人気のお店です。以前私も土曜日に予約をせずに行った際に、満席で入れなかったことがありまして…。ということで今回は、平日にしっかりと予約をしてからうかがいました。

お店はJR下諏訪駅からほど近くの駅前商店街にあります。

車で行く場合には、近くの国道20号沿いにある友之町駐車場に停めて、お店で駐車券に押印してもらうと2時間無料になります。(観光客は無料のようです)

友之町駐車場
友之町駐車場

本田食堂の外観は元々あった古民家の雰囲気も残っています。店内は従前の雰囲気を生かしつつ、新たなエッセンスも加わったお洒落で広がりを感じさせる空間になっています。

食堂と聞くと、定食をイメージする方も多いかと思いますが、本田食堂は本格的な洋風の創作料理をコースで提供しているお店です。

ランチメニューはコースのみ。税込み2100円です。

本日のコースは、前菜とスープ、メインのリゾット。プラス700円でデザートが付けられます。

この日のランチメニュー
この日のランチメニュー

まずは前菜からいただきます!

鰹のたたきとビーツ(サムネイルの写真と同じものです)
鰹のたたきとビーツ(サムネイルの写真と同じものです)

鰹とビーツの組み合わせは初めてでとても新鮮です。

ビーツが鰹の刺身の旨みを引き立たせているのをすごく感じました。

鰹特有の生臭さは全くありません。

オレンジ色はコリンキーとのことですが、この食感がまたたまりません。

彩りも良くて、見た目でも楽しめるお料理ですね。

次はスープです。個人的にスープは大好きなので、楽しみも倍増です。

とうもろこしの冷たいスープ
とうもろこしの冷たいスープ

スープに浮かんでいるのは、焼いたとうもろこしと透明なゼリー。

本田さんによると、ゼリーはとうもろこしの芯を煮出してから作ったそうです。

食材を有効に使い切るという想いが伝わってきます。

とうもろこしの美味しさが濃厚に詰まっていて、一口食べて「おいしー」と口に出してしまいました。冷製スープというのが、夏の暑さにはうれしいですね!

諏訪味豚の自家製ベーコンと夏野菜のトマト煮のリゾット
諏訪味豚の自家製ベーコンと夏野菜のトマト煮のリゾット

いよいよメインのリゾット登場!チーズをたっぷりかけていただきました。
「諏訪味豚」は初耳です。諏訪地域で唯一の養豚場で飼育された豚肉ということで希少ですね。この豚肉で作った自家製のベーコンは旨みが強く、さっぱりとした夏野菜との相性が抜群でした。

店主の本田由剛さん
店主の本田由剛さん

店主の本田由剛さんは、神奈川県横浜市出身ですが、縁あって諏訪市のレストランで働くことになり移住。その後、下諏訪の方たちとのご縁もあり5年前に自身のお店を下諏訪町にオープンしました。

「素材感を大事にすること」をモットーにしているという本田さん。

素材そのものの味を生かしつつ、調理することでさらにそれぞれの食材の美味しさが引き立つメニューを考案しています。

特に野菜にはこだわりがあり、信州産の旬のおいしい野菜を自ら出向き仕入れているそうです。
「信州に来た当初は信州素材にこだわったお店を経営するとは思っていませんでした。レストランで働いていた時に農家さんとの繋がりができ、信州産の野菜やお肉の素材自体のおいしさに惹かれ、段々と信州産にこだわったお店を開く決意を固めていきました」と本田さん。


なんとこの日はちょうど開店5周年の記念日だったそうで、夜は、農家さんなどお世話になった方たちを招き、5周年記念のディナー会をされるとのことでした。

地元の方たちへの感謝を口にする本田さん。多くの方に支持されている本田食堂は、多くの方に支えられているのですね!

【店舗情報】
本田食堂
■住所 長野県諏訪郡下諏訪町広瀬町5382
■電話番号 080-8729-6671
■営業時間 ランチ 11:30~14:00 / ディナー 18:00~22:00
■休業日 日・月・火曜日ランチ(ディナーは営業)

地域クリエイター(茅野市・諏訪市・岡谷市・諏訪郡)

岡谷市出身、下諏訪町在住。関東圏や海外など12回の引っ越しを経て帰郷。地域新聞の記者として地元の話題を発信した経歴も。旅すること、温泉に入ること、アロママッサージを受けることに生きがいを感じている。諏訪圏の地域クリエイターとして、地元の皆さんに喜んでいただけるような情報を提供したいと奮闘中。

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