こんな釣り人は嫌われる!?釣り場で守るべきマナー5選
釣りは自然と向き合いながら日常を忘れて熱中できる素晴らしいアクティビティですが、そんな釣りを楽しむ上でもマナーは存在して、マナーを守らなければ他の人の迷惑になってしまうことも珍しくありません。
そこで今回は、釣り場で守るべきマナーを5つ紹介します。
その① 近くに人がいるポイントに入る時は挨拶する
一つ目のマナーが「近くに人がいるポイントに入る時は挨拶をする」です。
一見、当たり前のことのように思うかもしれませんが、この挨拶ができない方が結構いて、実際の釣り場でも「後から何も言わずに隣に入ってきた人と糸が絡んだ」「魚のサイズを測っている時にポイントを取られた」といったトラブルをよく耳にします。
たとえ先行者がいるポイントに入って糸が絡んでしまったとしても、事前に「すみません、隣に入ってもいいですか?」と一声かけていれば相手にとっての印象もかなり変わりますし、筆者自身も挨拶をきっかけに仲良くなった方も少なくありません。
知らない方に声をかけるのは勇気のいることかもしれませんが、他の釣り人に嫌な思いをさせないためにも誰かの近くで釣りをするときには挨拶するようにしましょう。
その② むやみに水面をライトで照らさない
2つ目のマナーは「水面をむやみにライトで照らさないこと」です。
これは夜釣りでやってしまう人がいるのですが、水面をライトで照らすと魚が警戒して釣りにくくなってしまいます。
ついつい魚がいるのかライトで照らして確認したくなるものですが、他の釣り人の方にも迷惑が掛かってしまうので水面をライトでむやみに照らさないようにしましょう。
ただしその日のベイトを確認することはルアーフィッシングにおいて意味のあることなので、もし照らす場合は人がいないところを選んで確認してみましょう。
その③ 岸際を覗き込まない
3つ目のマナーは「岸際を覗きこまない」です。
岸際には魚がついていることが多いので、まずは岸際から離れて釣りをする方も多いのですが、後から釣り場にやってきた人がむやみに岸際に近づいてポイントを潰してしまったという経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
哲学者の名言ではないですが「人が水面を覗くとき、魚もまた人を覗いて」います。
岸際にむやみに立つことで、魚を警戒させてポイントを潰してしまう事もあるので、むやみに岸際に立たないようにしましょう。
ちなみに「むやみに岸際に立つこと」以外にも魚が釣れなくなるNG行為を下の記事にまとめています。
その④ 釣り場にゴミを捨てない
4つ目も当たり前のことなのですが「釣り場にゴミを捨てない」ことです。
釣具屋だけでなく、今では100均などでも釣具が気軽に買える時代ですが、買ったばかりの釣具を開封した後に、外装のみをその場に捨てて帰る釣り人の方も残念ながらいらっしゃいます。
釣り場にゴミを残すことは当然環境にも悪いですし、ゴミの放置が原因で釣り禁止になれば、マナーを守っている釣り人の方にも迷惑が掛かるので、ゴミは釣り場に残さないようにしましょう。
ちなみにダイソーの釣具コーナーには、持ち運びに便利な釣り用のポリ袋も売られているので、気になる方はダイソーで探してみてください。
その⑤ 釣った魚を陸に放置しない
5つ目は、「釣った魚を陸に放置しない」です。
釣りでは狙ったターゲットの魚以外が釣れることがありますが、それらの魚を陸に放置する方がいます。
放置した魚は悪臭のもとになり近所の方に迷惑をかけてしまいますし、ヒレの鋭い魚やフグなどの毒のある魚は、子供や動物がけがをしたり誤飲する恐れがあります。
ターゲット以外の魚が釣れた場合でも、陸に放置せずに水に返すなど釣り場を汚さないようにしましょう。
今回は釣り場で守るべきマナーについて紹介しました!
釣り人ひとりひとりがマナーを守って釣りをすることで、長期的にみんなが気持ちよく釣りを続けられるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。